（６９）にしき堂 あたらしもみじ 瀬戸の藻塩ショコラ

広島で手に入れた、にしき堂のニューもみじまんじゅう。
最後の紹介はこれ。


確かに形はもみじまんじゅうなのだが、
どうも普通のチョコレートもみじではなさそう・・・。


パクッと開くと、
他の「あたらしもみじ」よりも気持ち皮が薄く、チョコレートクリームがこれでもかとたっぷり。
しかも、普通のチョコレートもみじのチョコレートと違い、
口どけがとても滑らかなクリーム仕立てだ。
藻塩をつかっているから、甘しょっぱいものかと思ったら、
そんなことは全然ない。
藻塩は、クリームにまろやかさやホイップ感を残すために入れたのではないだろうか。
そして、チョコレートの深い風味も味わえて、やっぱり美味しい。
地元産藻塩をこういう形で使うなんて、なかなかのアイディアを見せてくれる。

例えば、普通のもみじまんじゅうだと、
焼きたてが美味しいとか、油で揚げたりしても美味しいだろうが、
この瀬戸の藻塩ショコラについては、
このままか、むしろ冷蔵庫で冷やしたほうが、その美味しさが格段に上がりそうだ。
コーヒー、紅茶はもちろん、ホットミルク、ホットココアなどともよく合いそうだ。

ここまでくると、「あたらしもみじ」はもう、和菓子ではなく、
洋菓子と思っていただくほうがいい。
でも、見た目はどう見てももみじまんじゅうなんだよなー。
パッケージはオシャレ、見た目は和菓子、そして食べると洋菓子。
この絶妙な凝り方が、地方なのに都会で個性溢れる広島っぽくて、たまらなくいいんだなぁ。

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