SSブログ

2017-08-14 今日の川崎駅前 [今日の街]

2017-08-14 11.52.20.jpg
おはようございます。

8月15日火曜日、終戦の日の朝です。
川崎は相変わらずの雨模様。

2017-08-14 12.06.46.jpg
昨日はコーヒー豆などを買いに出掛けただけで、
あとはずーっとウチにいました。
正午前後の雨が一番強かった、昨日の川崎です。

昨日は溜まったブログを更新し、
体幹トレーニングをしてから試験勉強をちょっと進めました。
本当はもっと進めないといけないんですけどね。

で、夜は最近では珍しくネットサーフィン(←今でもこう言うんですか?)。
「草食男子の落とし方」なんていう、
草食男子の思考と、そんな人との恋愛についての記事を、食い入るように読んでました。
読めば読むほど、ボクのこと。
ただ苦笑です。

さて。
今日は思っていたことの断片をちょっとだけ。
人を思い遣るってどんな仕組みなんだろうということ。

先月の平日、仕事後に横浜国際プールへ行った時のことです。
駐車場から建物に入ってすぐ、
見知らぬ少年が「これ、落としましたよ」と、
VAAMパウダーの袋(運動前に飲むやつ)をボクに手渡してくれました。

完全にボーっと歩いていたので、
ビックリし過ぎて「ありがとうございます」と、
妙にかしこまったお礼を言ってしまいました。
一瞬のことながら、こういうことは普通だよといった風情の彼が印象に残っています。

そしてこの前の土曜日。
通院後の薬局で、同じくお薬待ちのおばあさんが
「そのかばん、可愛いねー」と声を掛けられました。
そういうのは一切躊躇しない人間なんで、しばしお話を。
基本的に年配女性に人気あるんです(これでは困る)。

で、ボクの薬が先に準備できたので、もらって帰ろうと出口に出る時、
いわゆる「アメちゃん」を一ついただきました。
苦みばしったなかなか本格的な、炭焼珈琲キャンディー。
「アメちゃん」文化は関西のものと思っていたこともあり、ビックリ。

大阪の女友達にLINEで質問し、
その深層心理みたいなものをちょっと知ることができました。
女性は男に比べて、相手の懐に違和感なく入り込めるものを、
それまでの経験から自然と心得ているんですね。

男の子におばあさん、改めてありがとうございました。
こういうことがあった日はなんだか嬉しくなって、
なにがあってもオールオッケーになるものです。


そんなことを思い出していたら、全く逆のなことも思い出してしまいました。
それはもう24年、ふた昔も前のJR新快速の中でのこと、
受験で京都の大学を受けた後の、新大阪駅までの帰りの新快速のことです。

朝から身体は既におかしかったんです。風邪ですね。
それでも受けない訳にはいかないので、泊まった新大阪のホテルに荷物を預けて、
京都へ向かい、なんとか最後まで試験を済ませました
(最後の教科の国語は、早急に済ませて退出OKになってすぐに出ましたが)。

多分相当な高熱が出ていたんでしょうね。
混むのが普通の新快速では、ふらつくわ吐き気はするわで
とても立っていられなくなり、うずくまってしまいました。

とは言え、「しんどいから座らせてくれ」なんて言うこと、
今考えても、今だったとしても、通常そんなことできる訳ないじゃないですか。
しかも片田舎の人間が、いきなりやって来た大都会の関西で。

でも、お年寄りなんていなかったのに、誰にも席を譲ってもらえませんでした。
ボクの記憶の限りでは、迷った素振りさえなかった。
確かにあの時は若者ですけど、
あの時のボクの所作、見るからに病人です。
うずくまってからのわずか10分。
新大阪駅で下車するまでが、とんでもなく長く感じました。

都会って、関西ってこんなもんか。
酷いな。冷てえな。
最低だ、最悪。
そんな気力は一切なかったですが、密かに殺意を感じたほど。

脚もまともに上がらないほど疲弊しながらも、駅から歩みを進め、
ホテルで荷物を受け取り、その足で広島まで戻り、
予備校寮に戻り、二~三日寝込みました。

その後、神戸の大学に無事入ってから、
「大阪(関西)の人間は温かい」とか聞かされても、
その度に「はぁ・・・」って冷めて聞いてました。
話を合わせるのは合わせますけどね、今でもその思いは変わりません。
「東京の人は冷たい」論も、こっちに来て「こっちがむしろいいけど」と一蹴。
この前の岡山でも、地元の島根でも、今の川崎でも、いろんな職場でも思いますけど、
いい人は何処でもいますし、そうでない人も何処でもいますよ。

場所なんて関係ない。その人自身の人間性の問題だって。

育った環境と、それをどう感じて生きてきて、どう行動して、何を経験して、
そしてそれを通して何を感じて、次にどう行動したのか。
その繰り返しが、その「人」の行動や言動で露わになるもの。

幸か不幸か、苦い経験をほどほどにさせてもらえる人生なので、
「これをされたらお前、どう思うよ?」という思考回路が、かなり鍛えられました。
「困るだろうなー」「しんどいだろうなー」と、割とすぐに感じ取れるみたいです。

「アメちゃん」はこれからもどうも渡せそうにはないですが、
席を譲ったり、落とし物を拾って追いかけたりは、これからも普通にします。
相変わらず訊かれる道も、分かっていたら教えます。
困った時はお互いさま、ってことで。


さて。
5連休の最終日になってしまいました。
一時間前から雨も本格的に降り始めてきました。
プールばかりもなんですし、ウチにいるだけってのもなんなので、
川崎の街をカメラを持って、ぶらりしてみようかと思っています。
傘を持つと一気に機動性が下がるんだよなー。
一眼レフの出動がめっきり少ないので、是非とも動いてもらいたい今日この頃です。
nice!(2)  コメント(4) 
共通テーマ:地域

nice! 2

コメント 4

kou

私は大学時代は大阪に住んでいましたし、さらに社会人になって転勤や転職で複数の都市に住む経験を持っていますが、特にどこが温かいとか、そういうのはないですね。
関西人が言う「東京は冷たい」というのは「大阪のボケ突っ込みの会話が成立しない」ことに起因している気がします。自分が生まれ育った地域の会話ペースが成立しないことでネガティブに感じるのだろうなと。
『いい人は何処でもいますし、そうでない人も何処でもいます』には100%賛成します。
by kou (2017-08-15 22:14) 

はらぼー

「kou」さん、こんばんは。
そうですね、ボケ突っ込みが、っていうのは納得です。
それは東京だけでなく、関西以外はどこでも成立しづらいんですけどね。
比較対象にしやすいから「東京」なのかも知れないですね。
他の地方名を出しても、何のアピールにもなりませんし。
ある意味「ネタ」なんでしょうね、このフレーズ。

フラットな感覚で見たら、いい人、そうでない人の多い少ないは、
本当にどこでも似たようなもんです。
それよりも、置かれた環境の雰囲気の居心地が
受け取り方を左右するのかも知れません。
by はらぼー (2017-08-15 23:59) 

takenoko

kouさんと似たような感想ですが、出雲弁は東京の言葉と比べるとはるかにずうずう弁ですが単語のアクセントは同じです。それに引き換え大阪弁は逆の事が多いです。「橋」「箸」「雪」など。私も大阪弁にはなじめません。
by takenoko (2017-08-16 08:58) 

はらぼー

「takenoko」さん、こんばんは。
お返事が遅れ大変申し訳ありませんでした。

しばらく関西から離れた頃に、
コッテコテの関西弁に異常な違和感を感じてしまったのを
思い出しました。
耳に入る言葉の響きが妙に明るいのと、
自分自身に起こっている事態とのギャップが、
余計に気持ちを殺伐とさせたのかも知れません。
by はらぼー (2017-08-23 23:26) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。