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うつと付き合っていくために [おもいの輪郭~うつ病を乗り越えるために~]

ギリギリ抑えていたうつの症状が暴走したのが、ちょうど2年前の今頃。
そして2年後の今、心のもやもや感が消えないままではあるけれど、
傍目には通常であるかのように生活を送れています。

これまで、このブログでは、
うつであることを語ることはしませんでした。
ただ、ある本を読んだことで、
今でもなお「今を生きる」ことができていないことに改めて気付き、
そんな自分が前に進むためには、
うつである自分自身を整理する必要があると思い、
誰かに影響があるかないかはとりあえず傍に置いて、
まずは、自分のためだけに、このブログという場で、心の整理をしていくことに決めました。
ボクは、余程の親しい人でない限り、うつを抱えていることを話してはいません。
もう少し踏み込んで言えば、親しい感情を抱いていても、
うつであることを話すことで、関係性が壊れてしまうのでは、という不安を感じると、話せないのです。

会社にはうつのことを一切話してはいません。
うつ病が一般的に知られている現在においても、
うつ病を抱えていることを知られることで、
世間的に不利な立場に立たされることを、誰に言われる訳でもなく、理解できているからです。

うつ病というのは、病気でもあり病気でもないという、厄介なものです。
本当の病気で会社や学校を休んでも、「仮病」と陰口を叩かれることがあるくらいですから、
うつだと知られたら、余程の理解がない限り、同じような扱いを受けるのです。
実際、ボクが前職で東京勤務していた際、
うつ病で度々休んだり遅刻したりする人は、
対外的には理解のある企業の社員ということで、丁寧な扱いをされていたのですが、
陰ではいろいろなことを言われ、仕事上の信頼も凋落していました。
それを知っているからこそ、今の振る舞いをせざるを得ないのです。

正直言って、苦しい日々です。
こんな思いをこの場では、とりあえずは吐き出すことにします。
少しでも、明日を前向きに生きていく、それだけのために。
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