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勉強したいと思ったときには・・・ [おもいの輪郭]

hasu_tsuyu.jpg最近の小さなニュースで、大手企業に対し大学理系教授が、採用試験の早期化を懸念する発言をしたものがあった。
就職活動が早まったために生徒が授業に出なくなり、授業そのものが成り立たないとのこと。

大学は、後半2年で研究成果をまとめるもの。
でも、多くの学生や企業にとっては、
就職、人材確保のための目安として、「大卒」という名目が使える、といっただけの話なのかも。
一方で、卒業生の就職先というのを、大学も学生勧誘の道具にしたりしている。
最高学府という大学という存在の価値は、やっぱり下がっているんだろう。

で、ボクは、多分珍しい人種なんだろうけど、
後半2年に、ものすごく勉強がしたくなって、前半2年の遅れを取り戻すように懸命にやった。
最後の1年は、就職活動を途中で止めて、学業・研究に集中した。
当然、卒業後の進路は未決で、その後数年は大変なことになるのだけど、
この1年は、頑張るだけの成果を感じられたり、
苦労して入った専門性の高い大学で、特別な分野を学べたこと自体が、とても楽しかった。

大学で勉強が楽しくなるのは、3年生以降だと思う。
そこで就職活動だなんて、仕方がないことだけど、ボクは今でも腑に落ちない。
学生時代は短い。貴重なんだよこの時代。
社会に出たら40~50年はずっと働くんだよ。
後で勉強したいと思ったってまともにできないよ、働きながらなんて。
でも、企業の採用のやり方を考えると、なかなか勉強に集中なんてできないよね。
ボクみたいになっちゃう。

せっかく大学や専門学校に行けている人で、想像と違ってなんかつまらないと思っているなら、
まずはそこでの勉強を、工夫や努力で自分から楽しく思えるようにしたほうがいい。
名ばかり学歴じゃなく、後々自分自身が振り返って、
卒業したことを堂々と自慢できる学歴になるはず。
名前じゃなくて、本質なんだよなぁ、重要なのは・・・社会に出てしまったら。
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