2016-12-27 今日の川崎駅前 [今日の街]
おはようございます。
暖かい朝です。12月も押し迫っているというのに。
風も生ぬるいというか、あまり味わったことのない感触があります。
不気味な空の色合いも相まってそう感じさせるのでしょうか。
なんとなく不安にさせる空気です。
さて。
昨日の帰り道は尋常でなく荒れている人を立て続けに見る羽目になりました。
茅場町駅では地下鉄のドアが閉まって、駆け込み乗車しようとした男性が乗れず、
何度も何度も、ドアを激しく蹴り続けていました。
ドア付近で立っていたボクは素直に恐怖を感じました。
見た目はいかにも穏やかそうに見える人。
何がそうさせたのか、ボクに分かるはずもありません。
そして川崎駅に降りたらホーム前の階段で男性二人が取っ組み合いの「喧嘩」。
しまいには階段から転げ落ち、それでも争いは泊まらず、
ごった返すホームは不穏な空気に溢れました。
こちらはいかにも血の気が多そうな彫り物入りの男性と、一見普通に見える男性。
多分ちょっと肩がぶつかった程度のことなのではと思うのですが、
何がそこまでさせたのか、ボクに分かるはずもありません。
どなたかが事態を伝えたのでしょう。警備員の方々がそこに向かって行きました。
警官の方もそのうちやってきたかも知れません。
誰も手をつけられない尋常でない状況でしたから。
やっぱり目にしてとてもいいものではありません。
そういうことをしてしまう瞬間、その人の見ているものはとても狭いものな気がします。
遥か遠くの空から見たら、人間なんてちっぽけで吹けば飛ぶような存在。
ちっぽけだからこそ、それ以上に周りに広がる大きな世界の中に自分がいることを、
自分の見える範囲で構わないから感じること。
取るに足らない怒りなんて何に誰にぶつけたって、
何も、自分自身だって変わるはずがない。
それだからこそ苛立つのかも知れませんが、
それだからこそ客観的に「恥」だと思えないと、その先に進むなんてとてもできない。
そんなつまらないことで立ち止まっているようなヒマは、
ボクらにはないはずだと思うのですが。
いやがおうにも年末です。
いつの間にかそんな時期になっていました。
穏やかに年を越せたら。とりあえずはそれを目標に。
今年もなかなか大変でしたから、今年の終わりくらいは穏やかにさせてください。
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