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2016-06-19 今日の川崎駅前・今日の2曲 「愛の嵐」/「いい日旅立ち」 山口百恵 [今日の街]

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こんにちは。
今日は久々に違う表情の川崎駅前を載せました。
これも駅西口ですが、一般的な川崎のイメージにまだ近いほうかも知れません。
なにしろいつもの風景はウチからすぐの住宅街ですから。

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この写真を撮って気付きました。
川崎に来て今日ちょうど8ヶ月経ちました。
この街の歩き方も少しは分かってきたかな、街に対する視点ももっと広がったかな。
そんな思いをちょっと巡らせました。

今日の曲♪
「愛の嵐」/「いい日旅立ち」 山口百恵

初めての2曲同時紹介です。
「愛の嵐」は1979年発売の26th、「いい日旅立ち」は1978年発売の24thシングル。
シンガー「山口百恵」の華麗なる女優魂が垣間見れる、
振り幅の激しい両極端な魅力を持つ2曲です。
認知度が高いのは圧倒的に後者ですよね。
今なお山陽新幹線の車内放送で流れるくらいの、
普遍的な抒情感に満ちた、文句なしの名曲ですから。

前者はタイトル以上に恐ろしい程の嫉妬で満ち溢れたナンバーです。
女性の彼氏に対する一方的な思い込みや妄想がどれだけ危ういものかと、
聴いていて悪寒さえ感じさせるものです。
「ジェラシー」「ストーム」が詩の中で暴れまくっておりますが、
文字にすれば同じはずの言葉が、
曲の展開で変化する彼女の歌唱で、それぞれが意味を持つものへと昇華しています。

当時弱冠20歳。
この曲がリリースされた年に三浦友和さんとの結婚を発表されました。
14歳でデビューし21歳で引退。
その間の女優、そして歌手としての濃密なキャリアを考えると当然かも知れませんが、
この曲に込められた表現力の凄みがやはり聴きどころでしょう。
初期に比べ明らかに広くなった音域もまた、
表現したいものを具現化できた大きな要因かも知れません。
当然この世界をよりスリリングに演出する曲、アレンジも秀逸です。

一方の「いい日旅立ち」は、ともすると彼女が歌わずとも名曲になれる程の完成度ですが、
やはり彼女が歌ったからこそ曲に命が宿り、今なお愛される歌になったのだと思います。
こちらは別れとそこから歩み出す未来への一歩を描いた曲で、
当時の曲にしては本当に稀有な程、
今聴いてもサウンドの古さを感じさせない繊細かつ壮大なアレンジとなっています。
既にここでも百恵さん、
サラッと歌いこなしながらも曲のダイナミックさに更なる説得力を与えています。

「日本のどこかに 私を待ってる人がいる」
一見前向きな言葉のようで、なんて寂しい言葉なんでしょうね。
そんな思いを昔から持っているボクもまた、結構なセンチメンタリストなんだと思います。

ま、そんなことは置いといて、
「静」と「動」それぞれのストーリーをここまで演じ切れる
百恵さんの存在感は絶大だったのだと言えるでしょうね。
それこそまだ5~6歳のボクはテレビで彼女を何度も観ていて覚えてますから。
あの「特別な何かを纏った雰囲気」を。

さて。
昨日はなかなか多忙な日になりましたが、
おかげで仕事のことなど考えることなく、いい感じで頭のリフレッシュができた気がします。

宣言した小説執筆ですが、実はあまり進めてません。
数時間そこらでそうそう言葉を紡げるものではないです。
ふとした隙間の時、結構いろいろと思い付いたり深めに掘り下げたりはしましたが、
あくまでもそれは頭の中でのこと。

車の12ヶ月定期点検の引き渡しと受け取り、
その間の旧友とのランチとおしゃべり、
そして帰宅する頃には陽も落ちてちょっと涼し目になってきたので、
点検終わりのアクセラくんにGWの際に施した塗装のデコボコを均す作業をしました。
そしてこちらもまさに思い付きで髪を切ってきました。
ヘタに計画通りにばかり動いてばかりだと疲れちゃいますからね。

で、大学の旧友とのまさに約20年振りの再会。
間が開いた分間違いなく、お互い学生時代とは違っているものだと思っていました。
でも、再会してすぐに、感じるものは全く変わりがなかったんです。

確かに20年も経てば、それぞれに大きな変化があるのは当然です。
それを自分なりに消化して歳を重ねる。
そうやって自分のペースで成長しながら前に進んでいるのはしっかり感じ取りながらも、
それでも「違和感」なく楽しい時間を過ごせました。

ボクの感じる「違和感」。
受け入れ難い、とまでは言わなくとも、近いものかも知れません。
自分とは違って、自分にはどうも受け止められない、受け止め切れない何かが
言葉やそこに乗る感情表現に存在すると、ボクは「違和感」を感じるんです。
変な置き換えですけど、大体の音楽はOKだけどヒップホップだけはどうも・・・的な感じです。

そういった感じで話しているうちに、
昔自分たちが描いていた40代ってこんなだった? なんて話になったんです。

なっている訳がないですよね。
昔は今の時代よりも年齢に応じて求められることが、今よりもずっと多かった。
今はそれが少なくなった分、同じようには成長できないですし、
だからと言って昔のほうがいいとか正しいとか語ること自体、ナンセンスです。
現代は現代で、それぞれの年代が精一杯生きることができればいい、そう思ってます。
そうすることしか、今の時代はできないですし、そのほうが自然な流れだと思いますから。
お互いがお互いに、今の自分の最善でやっている。
それを見ることができた、見せることができただけで、十分でした。

さぁ。
またもやまぶたが重くなり始め、お昼寝へと誘われております。
お昼寝できるのはお休みだけですから、心おきなくウトウトするとしましょうか。
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