スタジアムへ行こう!!(2016/5/18 横浜 F・マリノス VS. アビスパ福岡 [ニッパツ三ツ沢球技場]) [スタジアムへ行こう!!]
この日は水曜日。
仕事を無理矢理引き上げて、一旦川崎のウチに戻り、JR横浜駅まで行きました。
横浜F・マリノスは2つホームゲームスタジアムがありまして、
横浜国際総合競技場(通称日産スタジアム)と三ツ沢公園球技場(通称ニッパツ三ツ沢球技場)が
それに当たります。
Jリーグの歴史をご存じの方なら分かると思いますが、
チーム名の「F」は1998年まで存在した「横浜フリューゲルス」の「F」なんですよね。
実は上記の2スタジアム、両チームのホームだったんですね。どちらも。
Jリーグ発足からわずか6年で合併と言う名の「消滅」という憂き目に遭ってしまい、
当時はチームのみならずJリーグがやっていけるのか、といった騒動にまでなりましたね。
今となってはフリューゲルス当時のスポンサーもほぼ手を引いてしまい、
名前のみとなってしまいました。
ちなみにJ2の横浜FCはフリューゲルスサポーターにより設立されたチームです。
三浦知良選手が所属しているチームですね。
当時の遺恨が何気に残っている感じではあります。
ところがこの横浜FCのホームゲームスタジアムが、またこのニッパツ三ツ沢球技場なんですよ。
なんともややこしい話ですね。
さて。
横浜駅から目的のスタジアムまではバスで移動です。
しかし時間帯が帰宅ラッシュということもあり、本数はたくさんあるもののなかなか進まず、
到着は試合開始5分前となってしまいました。
スタジアムに到着しますと、もうスターティングメンバ―の紹介が終わりかけていました。
大型ビジョンで映される凝った映像、結構楽しみにしていたんですけど。
選手紹介一人ずつに対し、サポーターがコールするんです。
それも今回は間に合いませんでした・・・。
で、このスタジアムの収容人数は日産スタジアムの4分の1以下の15,000人程度。
J1の基準ギリギリらしいですが、これくらいのほうが選手に近くて楽しいような予感がしました。
ただし、席数が少ないだけに開始5分前ではなかなか空席が見つからず、ちょっと大変でした。
この日は通常のJ1ではなく、ヤマザキナビスコカップでした。
相手のアビスパ福岡のサポーターはかなり少なく感じましたが、
平日ということでこれも仕方がなかったのかも知れません
(画像の右側からもっとおられましたよ)。
さて。これは前半終了後のチアガールの皆さんのパフォーマンス。
実は前半にアビスパに先制点を奪われ、なかなか微妙な空気感でした。
4日前にJ1の試合でアントラーズと対戦したこともあり、
この日はかなりの主力がベンチから外れていた状況だったんです。
初めて見る40番のユニフォームも出場していましたから
(→マリノスユース出身の高野選手でした。
特別指定選手として登録されたばかりなので、分からないはずです)。
しかもアビスパはFW3人投入という完全な攻撃体勢でしたから、
前半は怒涛の攻撃で守りを崩されてしまったという訳です。
こんな時こそマリノスケは頑張ります。
ちなみに右上の箱状になった看板にある広告の会社が、
このスタジアムのネーミングライツを取得した日本発条株式会社(通称ニッパツ)です。
なんと横浜のバネ会社だそうです。
さて、後半からなんとかしましょう。するしかありませんね。
そして、なんとかなったんです。
後半からベンチもようやく積極的に動き始め、緩めだった動きも交代ごとに締まってきて、
多少雑さはあれど鋭さが出てきました。
そして相手ファウルのおかげで得たPKを兵藤選手が決めて追いつきました。
ただ、同点のままアディショナルタイムに突入し、
もしかしたらまたこの終わり方? なんて誰もが思っていたところ、
終了間際に後半から投入されたFW伊藤選手が見事にゴールをねじ込み、
逆転勝利となりました。
この試合がボクが観戦し始めて初のマリノス勝利戦だったんですよ。
だから知らなかったんですけど、
マリノスが勝つとサポーターのみなさん、傘を一斉に広げました。
で、マイナー調のメロディーを口にしながら、
この3色の傘をみんなが回すんです、これまた一斉に。
結構ビビりました。
というかですね、昼間の試合と違って,
何故かこの日の応援はマイナー調なものばかりだったんです。
それこそ「ブルーライト・ヨコハマ」とか「伊勢佐木町ブルース」とか「横須賀ストーリー」みたいな。
もしかして昼と夜とを使い分けてるとか?
横浜・横須賀らしくてお洒落っちゃあお洒落なんですけど、
選手のみなさん、士気下がらないのかな・・・。
なんて心配は正直どうでもいいことで、
初めて勝利戦の選手の挨拶が聞けました。
当然ヒーローは兵藤選手と伊藤選手でした。
まだ満足してもらえる出来ではない、そう彼らは言っていました。
結果がついてこない歯がゆい思い、当然ですが選手たちも思っているんですよね。
もうやっぱり、応援し続けるしかないでしょうよ、そりゃ。
あ、そうそう。
決勝点を挙げた伊藤選手の応援歌を聴いて、結構感心しちゃったんです。
フルネームが「伊藤翔」というんですが、
「いとうしょう」→「いっとうしょう(一等賞)」と言い換えてサポーターの皆さん歌うんですよ。
こりゃFWになるべくしてなった人なんだな、って思えました。
外国人選手と枠を争って、レギュラー定着して欲しいものです。
で、この日5/18は初代マスコットのマリノス君のお誕生日だったそうで、
このご挨拶の後、なかなか見事な前方宙返りをしてくれましたよ。
ちなみに前述のマリノスケは、マリノス君の甥っ子だそうです
(画像だとどっちがどっちだか分かりにくい・・・
・・・一応ちょっと鋭いフォルムの手前のお立ち台にいるほうが、マリノス君です)。
わざわざ仕事を抜けてやって来て、本当によかったです。
勝ち試合を観ることができたこと、
そしてこの新緑の芝がピークに達していた目の疲れを何気に癒してくれました。
サッカーなどのスポーツ観戦って、否応なく遠くを見るじゃないですか。
PCに向かいっ放しの仕事の人たちに、サッカー観戦、結構おススメかも知れません。
生で観戦できる楽しさついでに、疲れも取れるんですから。
帰りは22時を超え、25分くらい歩いて横浜駅まで行き、帰路につきました。
実はバス停も駅から3つか4つ程度なんで、歩けるっちゃあ歩けるんです。
ただ初めてだんたもんで、一応最初はバスを使いました。
このスタジアムもアクセスなかなかいいですね。
今後は余裕があったら歩いてスタジアムへ行くのもいいかも知れません。
あ、これから夏だから、涼しくなるまではやっぱりバスかな・・・。
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