SSブログ

新たな出会いと自信 [おもいの輪郭]

2015-06-22 11.18.25.jpg
昨日は朝から、
第1希望の企業へエントリーシートをWeb登録する内容の、
最後の添削をしてもらいに行ってきた。

2015-06-22 11.17.52.jpg
予定時間より少し早めに到着はしたんだけど、
いつもの人と違う相談員の方なので、
「何を言われるかな・・・」「またいっぱい修正されたら大変だな・・・」って不安がいっぱい。
背中を汗だくにして、入って行った。

お会いした相談員の方は、少し年配の穏やかな笑顔の素敵な男性。
これまで出会った、冷静に分析・相談していただいた方とは、少し違う印象。

緊張しながら添削をお願いすると、
まずは改めて、ボクの経歴や資格、得意なことを質問された。
これまでの練習通り、しっかり相手の顔を見て、穏やかに落ち着いて答える。

そして添削が開始。
ほぼ完璧じゃないかなと、いい感じで進んでいく。

そして一番の課題である「あなたにとっての”壁”と、どう乗り越えたか」。
ボクは正直に、うつ病の経験を書いたものを提出しようとしていた。
もちろんこれはインパクト重視のリスキーな内容だからと、代替案も持って行った。

相談員の方は、ボクの病気やそれを通して何が変わったのか、
今の自分はどんな人間になれたのかを、丁寧に時間をかけてヒアリングしていただいた。

「こっちのほうが断然いいですよ。
 あなたの思いや成長できたことが、しっかりと述べられているから、こっちが絶対いい。」

意外な返答だった。
もう一つの代替案は、確かにちゃんとできているだろうけど、
どこにでもあるありきたりな、本当にボクが言いたかった内容のものではないでしょう、と一言。

「実はね・・・」

相談員の方は、ご自分のご子息が同じ経験をされていたことを話され始めた。
環境によって、精神的にやられることもあれば、うまくいくこともある。
幸い、そういったメンタルケアがちゃんとできる会社だったから、
短期間の休養で無事会社復帰されたこと。

「これを出して、落とされる会社だったら、
 『なんだ、こんな会社だったんだ』って思えばいいんですよ!
 これで落とす会社だったら、もし入れたとしても、きっとあなたが苦しいはずですから。」

なんかとっても嬉しかった。
その会社がどっちなのか、
どんな人でも受け入れるのか、それとも病気の人は拒絶するのか。
でもそれを恐れるよりも、反対にこっちが選ぶほうがいい。

もちろん、他のテーマの文章には、添削が幾つか入った。
で、おっしゃったことが、ちょっと笑えてしまった。

「文才があり過ぎて、使っている単語が難し過ぎるんですよ。
 簡単な言い方で書いた方がいいんじゃないですか?」

「情緒的な書き方にはなってはいませんね。ただ、ちょっと言葉の力が強すぎます。」

ははは。文字制限と自分の思いの多さで葛藤して、
難しい単語を懸命に使って、制限内に収めようと必死になっていたのは、間違いないな。

「思いを詰め込み過ぎても、かえって伝わらないこともあります。
 そういったことは面接で言えるように準備しておいて、
 一番アピールしたいことを、履歴書には書いておきましょうね。」

なるほど。分かりました。

人によって見方が違うから、どっちを選ぼうかいつも迷うんだけれど、
あくまでもそれはどっちがいいのかなんて、ボクには分かるはずがない。
精一杯書いて、それが客観的なのか冷静なのかを見直して修正する。
自分なりの文章になっているのかを、しっかり見極めてから提出すれば、
もうそれでOKなのかもな。

予定時間の50分を大幅に超えて、1時間5分くらい経ってしまったけれど、
とても勇気をもらって、気遣ってもらって、充実した時間だった。
いい方にまためぐり合うことができて、嬉しかった。

最後のご挨拶で一言。

「身体には十分気をつけてね。」

本当にありがとうございます。
頑張る時はしっかり頑張って、でも無理し過ぎずに、挑戦し続けます。
nice!(4)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:求人・転職

nice! 4

コメント 2

takenoko

この建物は駅前広場の横の建物ですね。先日テレビを見ていたらここの事が出ていました。Rubyの事で知られていますね
by takenoko (2015-06-24 05:25) 

はらぼー

「takenoko」さん、おはようございます。
そうです。松江駅の目の前にそびえ立っています。
Rubyの開発拠点は、
この松江テルサの別館に、外廊下を通じたところにあります。
Rubyの実力があったら、ここで仕事したかったんですけどね・・・(--;
by はらぼー (2015-06-24 06:25) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。