新たな出会いと自信 [おもいの輪郭]
昨日は朝から、
第1希望の企業へエントリーシートをWeb登録する内容の、
最後の添削をしてもらいに行ってきた。
予定時間より少し早めに到着はしたんだけど、
いつもの人と違う相談員の方なので、
「何を言われるかな・・・」「またいっぱい修正されたら大変だな・・・」って不安がいっぱい。
背中を汗だくにして、入って行った。
お会いした相談員の方は、少し年配の穏やかな笑顔の素敵な男性。
これまで出会った、冷静に分析・相談していただいた方とは、少し違う印象。
緊張しながら添削をお願いすると、
まずは改めて、ボクの経歴や資格、得意なことを質問された。
これまでの練習通り、しっかり相手の顔を見て、穏やかに落ち着いて答える。
そして添削が開始。
ほぼ完璧じゃないかなと、いい感じで進んでいく。
そして一番の課題である「あなたにとっての”壁”と、どう乗り越えたか」。
ボクは正直に、うつ病の経験を書いたものを提出しようとしていた。
もちろんこれはインパクト重視のリスキーな内容だからと、代替案も持って行った。
相談員の方は、ボクの病気やそれを通して何が変わったのか、
今の自分はどんな人間になれたのかを、丁寧に時間をかけてヒアリングしていただいた。
「こっちのほうが断然いいですよ。
あなたの思いや成長できたことが、しっかりと述べられているから、こっちが絶対いい。」
意外な返答だった。
もう一つの代替案は、確かにちゃんとできているだろうけど、
どこにでもあるありきたりな、本当にボクが言いたかった内容のものではないでしょう、と一言。
「実はね・・・」
相談員の方は、ご自分のご子息が同じ経験をされていたことを話され始めた。
環境によって、精神的にやられることもあれば、うまくいくこともある。
幸い、そういったメンタルケアがちゃんとできる会社だったから、
短期間の休養で無事会社復帰されたこと。
「これを出して、落とされる会社だったら、
『なんだ、こんな会社だったんだ』って思えばいいんですよ!
これで落とす会社だったら、もし入れたとしても、きっとあなたが苦しいはずですから。」
なんかとっても嬉しかった。
その会社がどっちなのか、
どんな人でも受け入れるのか、それとも病気の人は拒絶するのか。
でもそれを恐れるよりも、反対にこっちが選ぶほうがいい。
もちろん、他のテーマの文章には、添削が幾つか入った。
で、おっしゃったことが、ちょっと笑えてしまった。
「文才があり過ぎて、使っている単語が難し過ぎるんですよ。
簡単な言い方で書いた方がいいんじゃないですか?」
「情緒的な書き方にはなってはいませんね。ただ、ちょっと言葉の力が強すぎます。」
ははは。文字制限と自分の思いの多さで葛藤して、
難しい単語を懸命に使って、制限内に収めようと必死になっていたのは、間違いないな。
「思いを詰め込み過ぎても、かえって伝わらないこともあります。
そういったことは面接で言えるように準備しておいて、
一番アピールしたいことを、履歴書には書いておきましょうね。」
なるほど。分かりました。
人によって見方が違うから、どっちを選ぼうかいつも迷うんだけれど、
あくまでもそれはどっちがいいのかなんて、ボクには分かるはずがない。
精一杯書いて、それが客観的なのか冷静なのかを見直して修正する。
自分なりの文章になっているのかを、しっかり見極めてから提出すれば、
もうそれでOKなのかもな。
予定時間の50分を大幅に超えて、1時間5分くらい経ってしまったけれど、
とても勇気をもらって、気遣ってもらって、充実した時間だった。
いい方にまためぐり合うことができて、嬉しかった。
最後のご挨拶で一言。
「身体には十分気をつけてね。」
本当にありがとうございます。
頑張る時はしっかり頑張って、でも無理し過ぎずに、挑戦し続けます。
この建物は駅前広場の横の建物ですね。先日テレビを見ていたらここの事が出ていました。Rubyの事で知られていますね
by takenoko (2015-06-24 05:25)
「takenoko」さん、おはようございます。
そうです。松江駅の目の前にそびえ立っています。
Rubyの開発拠点は、
この松江テルサの別館に、外廊下を通じたところにあります。
Rubyの実力があったら、ここで仕事したかったんですけどね・・・(--;
by はらぼー (2015-06-24 06:25)