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出雲地方の伝統野菜 津田かぶ [俺の山陰]

島根県出雲地方には、
津田かぶという、勾玉型の赤紫色の伝統野菜が、
現在でも愛され、
お土産としてはもちろん、多くの一般家庭でも、自家製の漬物にして食べている。

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もちろん、ウチでも。

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ウチで食べる分だけ、両親が畑で作っている。

もちろん、津田かぶ漬けも。
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普通の白いかぶと異なり、香味が強すぎるので、
生では食べず、大体漬物にしていただく。
ウチは浅漬けで。

小さい頃から普通に食べていたので、
特徴をまともに何かに例えられないのだが、
いい意味で青臭く、どことなく香ばしささえ感じることのできる風味。
その風味が、漬物にした時の野菜特有の甘さとベストマッチ。
ごはんも、日本酒も進む珍味、逸品だと、改めて感じる。

これが食卓に出てくると、出雲地方の冬がやってきたな、と実感できる一品だ。
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コメント 4

げいなう

ご訪問&niceありがとうございます(●^o^●)
by げいなう (2013-12-24 01:58) 

はらぼー

「げいなう」さんこそ、ご訪問+niceありがとうございます。
by はらぼー (2013-12-24 02:39) 

cocoa051

ふつうより大きな赤かぶですね。
先日、赤かぶのスープをいただきましたが、少し酸味があって美味しかったですよ。
by cocoa051 (2013-12-24 06:54) 

はらぼー

「cocoa051」さん、おはようございます。
津田かぶは、見た目赤かぶなんですが、
風味は全く違うんですよ。
赤かぶは、まさにかぶの「赤版」で、
白かぶに足りないものを加えた、「品種改良版」ではないかと。
あれも、美味しいですよね。
一方、津田かぶは、
いわゆる伝統野菜の特徴である「エグさ」があります。
スープやサラダなどに使うには、
やったことはありませんが、ちょっと厳しいかもしれません。

ちなみに、ウチでできた津田かぶは、
小さなお子様の手にすっぽりと入るくらいの、
ふつうのかぶに近い、よくあるサイズです。
ウチは砂地で、
あんまり栽培に適していない土地なんでしょうね。

リンクでご覧になったものは、
多分原産地である、
松江の津田地方の肥沃な土でできているからこそ、
あれだけ大きく、長くできているのだと思います。
ご贈答用、お土産用で出回るものは、
こういった、長く大き目の津田かぶであると思います。

機会がございましたら、
津田かぶ漬け、是非とも一度ご賞味くださいませ。
by はらぼー (2013-12-24 08:33) 

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