厳しい現実 [おもいの輪郭]
Canon EOS60D 標準ズームレンズEF-S18-55MM F3.5-5.6、
シャッター速度1/250、ISO感度100で撮影
おはようございます。
昨晩、病院の先生から、検査結果と手術の詳細を聞いてきた。
ボクと母、姉に同じく癌で叔父さんを亡くした、母方の伯母さんと。
そして、父親の手術日が決まった。
ただ、別の問題が出てきた。深刻だ。
昨晩、脳腫瘍は3cmほど。
そのままにしておけば、
あと1ヶ月すれば身体が動かなくなり、2ヶ月したら意識不明になるくらいだった。
それは割と早く終わる回頭手術だが、当然後遺症や予測不可能のリスクはある。
それでも、それはしてもらうつもりだ。
ただ、検査で見つかったもう一つの腫瘍のようなものが、問題だった。
脳幹。身体のすべての機能を司る、脳の最も中心にある場所に、
5mm前後の腫瘍が見つかった。
これは、回頭手術は無理とのこと。
放射線治療で病巣を焼き、完治はできないが症状を抑えることはできる。
より後遺症も少ない、ガンマナイフ治療という、放射線治療が、最近できるようになったそうだ。
ただそれは、その病院では行っておらず、
米子の専門病院でしか、近くでは行っていないそうだ。
どちらにしても、
癌は全身に散らばっているようで、
腫瘍を取っても、余命は長くて1年弱と、説明で聞いたし、手術内容の説明書にもあった。
それでも、父親には、やり残したことはしっかり元気にやって欲しい。
ボクらは、父親にできるだけのことをして、
完全にではなくても、できるだけ満足して安心して、余命を過ごしてほしい。
とにかく、今日は手術のために必要な血管検査があり、
今からその付添に行ってくる。
心の奥底はきっと動揺しているのだが、何故か、昨日も今日も不思議と冷静だ。
しっかり、寄り添ってこようと思う。
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