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茂山狂言会にて狂言初鑑賞~渋谷・セルリアンタワー能楽堂 [(投稿終了)ぷらぷら東京]

日本の伝統芸能、観に行きましたょ。狂言。

歌舞伎か狂言か迷っていたんですけど、
耳馴染みのある「茂山家」の方々が出演される
「茂山狂言会」を見つけたので、これにしました。

近年、伝統芸能は若手の方が振興に色々努力されていますが、
京都の茂山家も若年層への狂言の普及に、非常に熱心なのです。
耳馴染みだという理由ですが、
京都に住んでいた頃に聴いていたα-stationというFM局にて
日曜の朝に茂山千三郎氏の番組があり、
耳慣れない狂言のお話を、
非常に軽快な語り口で紹介されていた記憶がよみがえったからです。

で、今日向かったのは、渋谷にある「セルリアンタワー東急ホテル」の
地下2階にある「セルリアンタワー能楽堂」。
午前と午後の二部構成で、ボクは午後の第二部に行きました。

拝見した演目は「萩大名」「柑子(こうじ)」「悪太郎」の3つ。
演目に入る前に、茂山宗彦(もとひこ)氏の
これまた軽快なお話。
彼を始めとして、茂山家にはボクと同年代やそれより下の年代が多く、
それもまた、少し身近に感じられる理由なのかも知れないです
(そういえば、観客の9割以上が女性だったなー)。

さて、感想ですが、非常に面白かったです。
発する言葉自体は古典ですので、分からない部分も多々ありますが、
狂言自体が、現代で言う「コント」みたいなお話ですから、
語り口や動作、表情でついつい笑ってしまいます。

若い演者のみならず、人間国宝の千作氏などの先達方の演技も
思わず笑いがこぼれてしまう、目の離せない2時間でした。
また最後の演目「悪太郎」は、笑いもありながら、最後の締めはピリッとしていて絶品でした。

張った空気と和やかな雰囲気の両方がバランス良く、後味の大変良いステージ。
また狂言を観に行きたい、と純粋に思えた一日でした。

しかし、このセルリアンタワー能楽堂。
近代的ビルの地下によくこんなのつくりますねー。
このホテルの中にある「inTouch」という雑貨店も、ちょっと気になった次第です。


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