ボディブロー的に効くその口調

今日の夕方頃から
いや、昨日からなんだかそんな雰囲気があったけど
どうも夕方頃の電話で
隣の席の直属の上司さんがキレてました。

異なる２システム間のファイル転送連携の開発をしているので
イヤでも別のシステム系の会社とやりあう訳なんですが
どうも相手の無理な注文でひと悶着あったよう。
あまり要らぬ人間がいると邪魔になりそうなので
自分の仕事を落ち着けて、定時にそそくさと帰りました。

その上司さんは、喋り口調が柔らかいというか
低音域＋やや曖昧に聞こえる口調なので
機嫌のいいときも悪いときもある意味イーブンなテンションなんです。
でも、そんな人がキレた時ほど
特にどんな人かを知っていればいるほど
どれだけエライ状況なのかが分かります。

ボクのやっている開発の打ち合わせでも
すごく落ち着いた口調の方がいるんですけど
その人の突っ込みが、自分の想像を遥かに超える突っ込みで
しかも全く口調を変えず突っ込まれるので
やたら慌ててしまうんです。

金切り声っぽくキレられるほうが
聞かされたこっちとしては「なにそこまでキレてんだよ」って
反発心みたいなのが沸いたりして
「くそっ、じゃあこっちはこうやったるわい」って感じで
先に進みやすかったりします。
落ち着いた口調で、（大雑把な表現ですが）攻撃されると
内容によっては、しばらく立ち直れない状態になります。
その人の心が何を思ってそういう言い方をしてるのかが
全く想像つかないからです。

広島に来てから、特にそういう経験が多いです。
自分はキレるとキーキー言うタイプだから
逆の人に会うと余計に参ってしまうのかも知れませんね
でも昔に比べりゃ
このボクもキレる前に一呼吸置けるようになりましたょ。
これも痛い経験をたくさんしてきたからこそでしょうかね。