古川製パン店 フライパン／レーズンロール（島根県出雲市平田町）

パッケージが、懐かしい。

いわゆる揚げあんパンが「フライパン」。
あくまでも、あんドーナツではない。フライしたパンである。
ボクはこれが世界標準の名称だと、大学入学で平田を出るまで、本気で思っていた。
そして、「レーズンロール」は、名前の通り、ぶどうパン。
なんてことないのだけれど、美味しいのだ。


フライパン、久しぶりに目にして、思わず購入。
昔はもっと油ギトギトだったのに、
今は結構油っぽさも少なく、あっさり目で、それなのに揚げた香ばしさはちゃんとある。
昔は油ギトギトで分からなかったけれど、
パンそのものの甘さが、はっきりと分かる。
そして、これも昔よりも甘さ控えめで小豆の風味が際立っている粒餡。
名称と風貌は、まさにB級、C級といったところだが・・・こんなに、美味しかったっけか!?


そして実は初めて意識して目にした、レーズンロール。
しっとり感やパリパリ感、といったよりも、パサッとしたローカル感満載のパンだが、
フライパンよりも、こちらのほうが、
より一層小麦の甘さ、美味しさを、パンそのものから感じられる。
レーズンも酸味と甘みのバランスが程良く、パンとの相性抜群。
パン全体の7割方、レーズンが入っていないのは、
ローカル商品のご愛嬌、ということで（^^；

この古川製パン店、
一畑電車雲州平田駅から国道431号線を、
出雲方面（平田図書館方面）へ5分程度歩いたところにある。
旧平田市、旧斐川町のスーパー等にも、
置いてある場合がある。
ちなみに今回は、旧斐川町にある、JAグリーンセンター斐川で見つけた。
ちょっと小腹が空いた、そんな時に偶然見つけたら、是非お試しを。

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