鬼の舌震(おにのしたぶるい)(島根県仁多郡奥出雲町三成) [俺の山陰]
中国山地から宍道湖に流れ込む斐伊川の支流、
大馬木川の中流にある渓谷が、鬼の舌震である。
県立自然公園に指定されているこの地。
いわくありげなこの名前は、出雲風土記にも記された、神話に由来するものである。
阿伊の里に住む玉日女命という姫に恋い焦がれた
日本海に住む和仁(「わに」。出雲地方では「サメ」を指す)。
姫は和仁を拒み、岩により川を堰き止めたが、
和仁はそれでもなお川を上り、遠くからいつまでも姫を慕い続けた・・・。
このお話から、「わにの慕ぶる(したぶる)」が転化し、
「おにのしたぶるい」となったようである。
和仁の荒々しさを彷彿させるかのように、
多くの大岩、奇岩が、川の中、川沿いに居並ぶ姿は壮観である。
ボクが幼い頃には、ここを訪れた際、
上の写真の大岩に乗って、水遊びをしたような記憶があるのだが、
現在はさすがに危険ということで、立ち入りできなくなっている。
川に沿って遊歩道が整備されているので、
散策、ハイキングが快適にできる。
秋は真っ赤、というまでにはいかないが、
ちらほらと紅葉も楽しめる。
個人的には、青々とした木々とせせらぎの音の中、
夏に散策するのが一番気持ちいいのでは、と思っている。
ちなみに、こちらへのアクセスの際、
「宇根」「雨川」「下高尾」の3つの駐車場が存在するのだが、
来年2013年3月25日までは、
やたら巨大な吊り橋の建設中のため、
宇根駐車場からの散策はできなくなっている。
ただ、当駐車場に程近くある「舌震亭」という食事処は営業しているので、
できれば立ち寄ってもらえれば、と思う
(いくら吊り橋が要るとはいえ、通行止めとはなんとも営業妨害な感が否めないので、
縁故でもなんでもないが、お勧めしたかったので、しておいた)。
鬼の舌震
【場所】
島根県仁多郡奥出雲町三成宇根
【アクセス】
国道432号線、もしくは国道314号線から、
JR木次線出雲三成駅近辺の交差点から、県道25号線に入って5~10分程度。
【駐車場】
あり。無料。
大馬木川の中流にある渓谷が、鬼の舌震である。
県立自然公園に指定されているこの地。
いわくありげなこの名前は、出雲風土記にも記された、神話に由来するものである。
阿伊の里に住む玉日女命という姫に恋い焦がれた
日本海に住む和仁(「わに」。出雲地方では「サメ」を指す)。
姫は和仁を拒み、岩により川を堰き止めたが、
和仁はそれでもなお川を上り、遠くからいつまでも姫を慕い続けた・・・。
このお話から、「わにの慕ぶる(したぶる)」が転化し、
「おにのしたぶるい」となったようである。
和仁の荒々しさを彷彿させるかのように、
多くの大岩、奇岩が、川の中、川沿いに居並ぶ姿は壮観である。
ボクが幼い頃には、ここを訪れた際、
上の写真の大岩に乗って、水遊びをしたような記憶があるのだが、
現在はさすがに危険ということで、立ち入りできなくなっている。
川に沿って遊歩道が整備されているので、
散策、ハイキングが快適にできる。
秋は真っ赤、というまでにはいかないが、
ちらほらと紅葉も楽しめる。
個人的には、青々とした木々とせせらぎの音の中、
夏に散策するのが一番気持ちいいのでは、と思っている。
ちなみに、こちらへのアクセスの際、
「宇根」「雨川」「下高尾」の3つの駐車場が存在するのだが、
来年2013年3月25日までは、
やたら巨大な吊り橋の建設中のため、
宇根駐車場からの散策はできなくなっている。
ただ、当駐車場に程近くある「舌震亭」という食事処は営業しているので、
できれば立ち寄ってもらえれば、と思う
(いくら吊り橋が要るとはいえ、通行止めとはなんとも営業妨害な感が否めないので、
縁故でもなんでもないが、お勧めしたかったので、しておいた)。
鬼の舌震
【場所】
島根県仁多郡奥出雲町三成宇根
【アクセス】
国道432号線、もしくは国道314号線から、
JR木次線出雲三成駅近辺の交差点から、県道25号線に入って5~10分程度。
【駐車場】
あり。無料。
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