出雲・日御碕灯台

今年の全英オープンゴルフが行われた、スコットランドのターンベリー。
ゴルフそのものもエキサイティングだったけれど、景色がなんとも素晴らしかった。
海外に行きたいなんて最近全然思うことがなかったのに、このときばかりは行きたくなった。

ターンベリーのコースのすぐそばには灯台。
スコットランドにはそうそう行けたもんじゃないけれど、灯台のある景色がどうしても見たくなった。
国内の灯台をネットで検索していたら、地元島根にもあったことを思い出した。


日御碕灯台。出雲大社から２０分程度走らせたところにある。
今年の夏休み、実家からの海岸沿いの県道を１時間くらいかけて、行ってきた。
確か東洋一の石造灯台だったような。


いやいや、やっぱり雰囲気のある景色だ。ターンベリーにも負けないぞ。


この灯台は２００円で一番上まで登れる。
もちろん登ってみたけれど、思っていた以上に階段の勾配が急で、
「あれ、こんなに高所苦手だったっけ．．．」と思えたくらい。

一番上からの景色。島根半島らしいリアス式海岸を一望できる。
この日は雲が多かったけれど、隠岐諸島がしっかりと見えた。



日御碕灯台は、内側がレンガ造り、外壁が石造の２層構造。
この構造により強度が高まっているらしい。


うむ。絵になるなぁ。
小さい頃に来たかも知れないけれど、
やっぱりこういう場所は、それなりに歳を重ねてから訪れたほうが、その良さが分かるものだ。

ちなみに、近くには日御碕神社がある。

海上安全を願うために、こういう場所には大抵神社があるものだけれど、
ここは町の規模から考えると、とても立派な神社だ。


島根半島には、もう一つ、歴史的に価値あると言われる灯台として、美保関灯台がある。
次の冬に帰省した時にでも、行こうと思う。

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