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2016-11-13 今日の川崎駅前 [今日の街]

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おはようございます。
この風景を撮った日は、そうです。コンビニに寄ったんです。

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いつもの風景もこの交差点から。

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真ん前にある女躰神社のイチョウは、色付くにはもう少しかかりそうです。

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さて。歩道の端によくあるこれ。
この前平日に取った休みの時、
車で出かけた際に下校途中の小学生がこれを次々と、跳び箱状態で飛び越えていました。
この画と違い道路と歩道との間だったので
「危ないぞ、気を付けろよ、コケるなよ」と思ったのですが、
ふと、自分の「あの頃」を思い出したんです。

こういうの、子供、特に男の子は大抵誰でもやりたくなりますよね。
ボクの故郷は当時こんなもの一切ない田舎だったので、
小学生時代にこうやって遊んだ記憶、実はないんです。

でも、神戸で過ごした大学時代、恥ずかしげもなくこれ、やった記憶があります。
全くもって子供ですよね。
幼い頃できなかったことを大人になってやりたくなるって、ありませんか?

彼らの飛び越える風景を見て思い出したのは、
ボクもまた「跳び越える」ことが好きだったこと。

腰を悪くして辞めましたが、高校時代は1年だけ陸上部にいました。
本当にやりたかったのは走り高跳びだったんです。
今考えると、ハードル競技も良かったかも知れないです。
でも、話の流れで長距離チームに入ってしまったんです。
短距離では敵わないと思ったことが、大失敗への第一歩になっちゃいました。
周りなんて気にせず自分の本当にやりたいことを、素直に口にできなかったんです。

飛び上がり空中にフワッと浮かんでいる、その感覚が好きでした。
理由なんて当時のボクは言葉にできませんでした。
今の自分なら言えます。
「息苦しい地面を離れることができるから」。

中学時代、校内で陸上大会っていうイベントがありました。
中学生の時も流れで陸上部に入っていなかったボクは、進んで走り高跳びに立候補しました。
陸上部でなくても何らかの競技に出ないといけなかったので、
むしろ出やすいと思ったんです。
当時のボクはある意味自分の存在を目立たせないようにしていたので、
クラスの誰もかれももう一人の子に視線が集中していて、ボクなんてノーマークでした。

密かに本気でした。
陸上部の子も出るのは知っていましたが、負けて当たり前なので一切気にしていませんでした。
今から思うと笑えるのですが、
スニーカーの底にはまっている砂や泥を、待っている間懸命に削り落としていました。
少しでも軽くなるように。

背面飛びなんてカッコいい跳躍も最初から眼中になかったです。
腹ばいのように飛ぶベリーロールも、ボクの好みじゃない。
今考えると本当に無謀だと思いますが、
何でもないまたぎ飛びで挑むのを最初から決めていました。

競技が始まると、出場「させられた」子らは次々と脱落。
そのうち同じクラスの子もいなくなり、選手が絞られてきました。
その中にボクもいました。他の子は背面飛びかベリーロールばかり。
多分誰も、ボクが残るなんて思っていなかったんでしょうね。
陸上部の彼とボクとの二人だけが残った時、
なんとなく周りがざわついているのが分かりました。

心地よい高揚感がボクを占領しているのを、今でも覚えています。
潜在的、動物的に「好き」だった「跳躍」がまだできるんだっていう思いのせいだったんでしょう。
これまでまともに人と「勝負」できたことがなかった自分がトップ2にいる。
それも理由だったのは、間違いありません。

もちろん彼には完敗。
でも、またぎ飛びで162cm。充実感で満たされた時でした。

今になって考えるとこの時が人生で初めて、
自分なりの策略を練り、
限られたパイの中で虎視眈々と準備を進めて実行した時だったのだと思います。
それ以降は相変わらずのバカ正直な人生でしたが。
本能が自然と働く時、もしかすると誰でも一流の策略家になれるのかも知れませんね。

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昨日はスポーツ店にテニスラケットのガットを張り替えてもらうため、川崎ルフロンに行きました。
無機質な風景の中で闊歩する人々。
こういう風景、なんとなく好きです。

今日はもう一本のラケットもガットを張り替えてもらいます。
今月末の週末に、スクール主催のテニスキャンプに参加するので。
簡単に勝てないのは今の実力からして十分解っています。
でも今のボクは、テニスで自分自身の成長をしっかりと感じています。
損得関係なく単純に、上手くなりたいと思えている、好きだと思えている自分がいます。
だったら、あの時の走り高跳びのように勝負がしたい。
そう思えているのは、年甲斐もないですがきっといいことだと思っています。
実は元々、負けず嫌いなんでね。
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