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都電荒川線の旅 その2 [(投稿終了)ぷらぷら東京]

荒川線において最も急カーブであろうコースのある
王子駅に降り立ちました。


首都高にJR、地下鉄駅もあるこの駅前は
どちらかといえばオフィス街かな。
近くには紙、印刷関連の工場も多いです。
今の東武ストアのある場所は、日本製紙の工場跡地。
この国における洋紙発祥の地とのことで、こんな碑が建ってました。


駅の裏には飛鳥山公園があったり、緑も多い街です。
飛鳥山公園には、紙の博物館など3つの博物館があるので、
またの機会にまとめてゆっくり訪れてみたいなと思いました。

王子駅で昼ごはんを済ませたあと、
飛鳥山公園を抜けて、飛鳥山駅からまた一気に
もう一つのターミナル、早稲田へ向かいます。


早稲田は言わずと知れた早稲田大学のある場所。
この日はちょうど学園祭の真っ最中(最終日だったのかな)。

当然ですけど、大学の規模の大きさと学生の多さ、
学生の街としての規模の大きさに圧倒された自分がいたり。
なにしろ2,000人いるかいないかの小さな大学出身なのでね。
ちなみに、2つ隣の駅は学習院下駅。あー篠沢教授はここにいるのかー。

15時過ぎ。
少しずつ陽が赤みを増してきた頃に降り立ったのは鬼子母神駅。

雑司ヶ谷鬼子母神。
この雰囲気、大好きです。落ち着きます。
絵になる空間。スケッチしている方がおられるのも納得。


こちらも七五三のお参りのご家族がちらほらと。
安産、子授けにご利益があるというのも分かる、
静かで、柔らかくて、優しい空気のある場所です。


荒川線はこんなにまっすぐな線路がいっぱいあります。


さて、そろそろこのミニ旅行最後の目的地に向かいましょうか。

東池袋四丁目駅やら大塚駅前駅やらを通過し、
最後に降りたのが、庚申塚駅。
ここが荒川線での巣鴨への最寄り駅になります。

「おばあちゃんの原宿」とよく言われる巣鴨エリアですが
それは多分平日のお話。
若い家族や男性はおろか、学生や若いカップルもかなりいましたね。
おなじみの商店街も、老若男女入り乱れてえらい混雑。

和菓子、乾物、漬物にお茶、洋品店やマッサージ店などなど。
ボクはとある和菓子屋にて、塩大福と芋羊羹一切れを購入。

さて、とげぬき地蔵のある高岩寺にようやく到着。


洗い観音は大行列だったので、それはあきらめて普通にお参りを。


巣鴨駅側にある真性寺では、菊の展示が行われていて、
お地蔵様も菊に囲まれておりました。

陽も暮れてきました。ウチに帰る時間です。
そんな言葉がつい出てきてしまう、
とても身近で庶民感覚が普通に存在している、
安らぐ空気の存在する街を、都電は毎日カタコト走っているんですね。


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コメント 2

kou

王子よりも西側の都電荒川線の界隈には足を踏み入れたことがなく。
巣鴨あたりは、TVのバラエティ番組やニュースなどで見たこともありますが、雑司ヶ谷鬼子母神は恥ずかしながら知りませんでした。
良い雰囲気ですね。
今度、行ってみようと思います。
by kou (2006-11-12 00:14) 

はらぼー

>>「kou」さんおはようございます。
地元密着型の神社は全国各地にありますが
人の往来が少ないせいか
殆どが「野ざらし状態?」のような感じだったりします。
鬼子母神は、その中でも有名どころだからかも知れませんが、
赤い鳥居とそれらに囲まれる大木、お社など
こじんまりとしていながら、それぞれに心配りが見られて
大規模神社とは趣を違えた「厳かさ」のようなものを感じられます。
うっそうとした木々に囲まれていることにより
以前訪れた伊勢神宮のような、
物語の中のような「神秘性」を鬼子母神には感じることができました。
アクセスがそこまで便利でないのも
この雰囲気を保てる理由なのでしょうね。
是非ともその空気に触れに行ってみてくださいね。
by はらぼー (2006-11-12 10:18) 

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