ワンランクアップなクールビズ（１）そのシャツを替えるだけで

昨年から出てきた言葉「クールビズ」。
今の職場でも、6月から始まってしまいました。
多くの男達にとっては、どうも悩みのタネになっているようです。
カジュアル過ぎてそれはちょっと・・・な人もいたりいなかったり。

高校卒業までは学生服、就職してからはスーツを
着ていさえすれば済んでいたものぐさ殿方にとっては
着る服に悩むなんて
若かりし頃のデート前日以来（!?）だったりするかも知れないですね。
職場に女性がいるのであれば、彼女達の視線も気にしたほうがいいですよ。
女性の目は、ファッションに厳しいですからね。

ボクが思うに、「クールビズ」もさじ加減が重要。
ただネクタイを外しただけとか
上着を脱いだだけに見えてしまう着こなしばっかりではいけません。

まずはシャツから考えましょう。

形状安定・形状記憶の化学繊維シャツばかり持っている方。
ここはひとつ、綿生地の
（のりはかけずに）アイロンがしっかりかかっているシャツを着てみましょう。
綿のシャツはオフィスの堅いイメージを和らげてくれますし
汗をかいてもベタベタせず肌触りがいいので
着心地もいいはずです。

シャツの色は真っ白でもパステルカラーでもいいと思います。
あまり強い色合いのものはカジュアル過ぎますので
ブルー系以外は避けたほうがいいですね。
少し冒険できる職場の方は
単色の格子柄とか、強めのストライプ柄を選んでみてもいいでしょう。
ただし、あくまでも「ドレスシャツ」の範囲内のモノを。
襟がヨレヨレのいかにも「普段着」なシャツは
クールビズだかカジュアルデーだかを間違って捉えていると
周りには思われて逆にイメージダウンです。

シャツの雰囲気をいつもと変えてみるだけでも
見栄えはガラっと変化します。
そのシャツに合わせて
いつもつけているものとは違うネクタイに挑戦してみるのも
楽しいと思います。
少し細めのものとか、光沢を抑えた風合いのものとか
いろいろなものが出ていますので
外回りの日向けにちょっと見繕ってみるのもいいんじゃないですかね。

毎日そうしろとは言いません。1週間に1日だけでもいいんです。
急に揃えようとしても、財政的に厳しいですし。
無理をしていては、うっとうしくなるだけです。
ただ「クールビズ」なるものは
環境対策でもあり、消費拡大対策でもあり
また男達のファッション感度を底上げするきっかけとして
提案されたものだと思うんです。
環境大臣が小池さん（女性）なのもありますし。
こういうときは、素直に流れに乗っていいんじゃないですかね。