さよならをするために [おもいの輪郭~Lyrics~]
予感がした 離れていく予感
わたしが思うほどに あなたは思っていないことも
ひとりの寂しさより それに気付いたことのほうが寂しくて
でも それは仕方がないこと 分かってる
わたしのほうがずっとずっと あなたにすがっていた
この心を全て開いて見せたのも あなたが受け止められると思ったから
でも気付いてしまった あなたはわたしのものじゃない
仕方がないこと 分かってる けど
あなたと別れる時 わたしは泣いてしまうだろう
だからわたしは準備をしている 泣かないために
あなたは気付かないかも知れない そのほうがいい
少しずつ 距離を遠くして 少しずつ
それでもわたしは 泣いてしまうだろう
寂しいから 逢えなくなるのは とても寂しいから
行かないで 行かないで 心が叫ぶ
でも それは仕方がないこと そうでしょう
別れるその時が来たら ぐちゃぐちゃに泣いてしまうだろう
それが それが わたしの本当の思いだから
でも それは仕方がないこと 分かってる
分かりあえないのだから 分かってる
だからわたしは 準備をしている
別れが来るその日のために 泣かないために
あなたのためじゃない 勘違いしないでほしい
ただわたしのために 新しい出逢いのために
Homework [おもいの輪郭~Lyrics~]
夏の終わりに ひまわり畑に行きました
東の空に照り付ける 太陽に向かって咲いていました
誰もいない月曜に 僕は行ってみました
だけどそこには二人の 楽しそうな男女がいました
何かの記念に 写真を撮るようでした
あれこれいろいろ 考えていました
僕はなんとなく そちらを見ました
すみませんと お願いされました
もちろん僕は 引き受けました
こっちに来たほうが もっといい角度だと
こうしたらいいなど 余計なお世話までしました
それでも二人は 楽しそうでした
とっても素敵な 写真が撮れました
ひまわりのような 笑顔が撮れました
若い二人にお似合いの ひまわりに囲まれて
そのひまわりよりも 素敵な二人でした
なんだか嬉しくなりました
なんだか淋しくなりました
一人で撮った ひまわり畑
だけど喜ばれたのなら それでいいんです
僕の隣には 右隣か左隣には
いったい誰が 並んで歩いてくれるんでしょう
それは決まっていること 僕が決めること
この夏もまた忘れていた 宿題ということにします
ラスト・ダンス [おもいの輪郭~Lyrics~]
光を失わないような街を見下ろすのも
これで最後なのだろう
君のさびしい笑顔が語る
キール色したメロディに誘われ
ダンスを踊ろう
似合う年頃になったのだから
何故僕たちは今日に限っておしゃべり
求めたもの埋めるように
戻れること望むように
慣れないけど格好つけて誘うよ
ダンスを踊ろう
ベースのリズムに背中押され
ステップが合わなくて二人笑った
そして僕の肩に頬をつけて
君は泣いた 僕は抱き締めた
僕たちの生きるこの街が
光を失わないことを祈って
今宵ダンスを踊ろう
僕たちがまた誰かと
灯りをともせることを願って
今宵ダンスを踊ろう 最後のダンスを
Black and White [おもいの輪郭~Lyrics~]
ここは砂漠か 荒れ行く大地か
解らないまま 銃口を握る
擦り切れた靴底 引き摺るマシンガン
もう走れない もう歩けない
錆びた銃口 何処で拾った
解らないまま 錠付きの僕
何処へ隠れようとも 逃げられない
見えない鎖に 繋がれている
信じたものは 全て嘘だった
願ったものは 全て奪われた
背徳の嘆き 裏切りの嘲り
何も見えない 何を信じる?
錆びた銃口 何処で拾った
無意識の衝動で 僕は拾った
脳裏に焼き付く 奴のにやけ顔
振り払えないなら 消してしまえ
正気を失った 僕は連射した
照準などない ただ引き鉄を握り続けた
違う 君じゃない 僕が狙ったのは
誰にも当たらなかった弾は 僕の頬を一発かすめた
広がる荒地は 紛れもない現実
足下に伸びた 小さな芽
焦土を突き破った 鮮やかな緑
すさんだ僕の 口元が笑った
あてどなく彷徨う 錠の音が響く
どうせ滅びゆくなら 足跡を残し消え去ろう
逃げられないのなら この鎖を手繰り寄せよう
手繰るその先には 標的が確かにいるんだ
奴には猶予を 少しだけ与えてやろう
どす黒く塗り潰された 片隅に残る白い欠片が呟いた
誰にも知られず 準備は万端だ
もう何も怖くない 生きる自体が怖いのだから
弾は一つ 残っている
錠の鍵も 盗んで手に入れた
解放された時 全てが終わる
その一歩を 踏み出すのは僕だ
銃口を向けた時 震えればいいさ
悔やめばいいさ もう遅いよ
引いたその時 奴は消える
高笑いして 僕も消える
Winding Road [おもいの輪郭~Lyrics~]
落ち葉を拾って空へと投げた
今日の風は北向きか
向かい風か 追い風か
どちらにしても 前へと進め
見上げた空から 一粒 二粒
誰の涙か 僕からか
向かい風か 追い風か
追い風ならば 乗りこなせ
隣りの道は 気楽に見える
先の道など 誰も知らない
近いか 遠いか 比べてどうなる
向かい風なら 風を切れ
前だけ向くな 足下も見ろ
誰かが仕掛けた 甘い罠
鳥の目になれ 広く見ろ
風が吹かなきゃ 自分を信じろ
曲がりくねった 僕の道
上り坂でも 下り坂でも
向かい風でも 追い風でも
先を向くだけ もう戻れない
迷った時は 立ち止まっていい
確かめるため 振り返っていい
だけど最後は 自分で決める
その分岐点 どちらを選ぶ?
落ち葉を拾って 空へと投げた
舞い飛ぶほうへと 僕は進む
向かい風でも いつの日か
追い風に乗る そんな日が来る
落ち葉を拾って 空へと投げた
舞い飛ぶほうは 違う気がする
自分を信じろ その先を読め
追い風に乗る そんな日が来る
きっと来るはず その日を信じて
FACE [おもいの輪郭~Lyrics~]
僕には見える あなたの心が
僕には見える あなたの悲しみが
僕には見える あなたの苦しみが
僕には見える 僕と同じだから
僕はさんざん 悲しんだ
僕はさんざん 苦しんだ
だから僕には あなたが見える
本当のあなたの 姿が見える
あなたの顔に すべてが映る
あなたの顔に 心が映る
悲しい人は 笑顔も切ない
粗雑な人は 笑顔もきつい
知らなくていいことが 多すぎる
知らずに済む人は 幸せでそれでいい
だけど僕は 知り過ぎてしまう
だから僕は 不幸だって憎んだ
僕には見える あなたの心が
だけど特別な 才能なんかじゃない
目を逸らさないから あなたが見える
目を逸らさなければ あなたも見える
あなたの心は 僕の写し鏡
自分の悲しみにするから 苦しくて悲しい
こんな自分じゃなければ そう思った
でもこんな自分でなければ そう思った
僕には見える 自分の顔が
僕には見える 自分の心が
僕には見える どんな人間なのか
僕には見える どう見られているのか
そうして僕は 今まで生きた
そうして僕は これから生きる
それが自分の 歩む道だから
それが自分の すべき使命だから
タグ:詩
Wanna Make You Smile [おもいの輪郭~Lyrics~]
あなたの笑顔が 大好きなんだ
あなたの笑顔で 救われるんだ
あなたの笑顔が 僕の笑顔に
あなたの笑顔が 僕の力に
子供の笑顔が 大好きなんだ
おばあちゃんの笑顔が 大好きなんだ
友達の笑顔が 大好きなんだ
君の笑顔が 大好きなんだ
僕の笑顔は そのままの僕
僕の笑顔は くしゃくしゃになる
僕の笑顔は 周りを明るくする
あなたの笑顔も 周りを明るくする
突然僕は 笑えなくなった
僕も周りも 暗くなった
そういう時は 突然やって来て
そういう時は 突然去っていく
笑えないときも 当然あるだろう
僕にも君にも きっとあるだろう
その時は 無理しなくたっていい
いつか戻る日が 来るはずだから
今の僕の笑顔 そのままの僕
その君の笑顔 そのままの君
そうやってみんな なんとかやっていて
そうやってみんな 助け合っている
僕があなたを 幸せにする
僕の笑顔で 幸せにする
そんな僕に なれたらいいな
そんな強い 僕になりたいな
僕の笑顔が あなたを幸せにする
僕の笑顔で あなたを救える
僕の笑顔が あなたの笑顔に
僕の笑顔が あなたの力に
タグ:詩