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2017-06-29/2017-06-30 今日の出雲・平田/松江 [今日の街]

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さて、6月の残り2日。
松江での仕事も残り2日となりました。

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29、30日は連日こんな感じの曇り空。
出雲らしいお天気ってとこですかね。

限られた時間でできることなんて、本当に少ししかありません。
たとえ誰もにある平等な一日だったとしても。

もうこの時点で、できること、やるべきこと、やりたいことの全ては
自分の中ですべて統合できていました。
やれたら理想的だと思える物量には、到底及びません。

それでも、やらないよりやるほうがいい。
ボクの心残りという荷物を少しでも軽くしたいという身勝手な思いがあったのは、認めます。
でも、それよりも残るメンバーが少しでも楽に仕事を勧められるようになれば。
その思いはボクの中で遥かに勝っていたのも、事実です。

ほとんどのメンバーにとってはまだ1ヶ月以上あるわけですから、
いつも通りの日々だったのでしょう。
ボクも意外と変な感傷に陥ることもなく・・・
・・・いや、そんな状況になる余裕もなく、自分の成すべきタスクをとにかくこなしていました。

個人的に気になっていたのは、隣にいた同僚。
東京の現場に彼がやってきて、それからずっと同じ現場。
松江に帰ってからは、朝一にはボクのほうから他愛もない話題を振って、
夜の残業で二人だけになったら、お互い愚痴をさらけ出して。
プロジェクト内で彼はかなり重要な役割を担っていたので、
無口になる理由も、なんとなく分かっていました。
だから、サブ的役割のボクは、彼の肩の力が少しでも抜けるように、
多少のフォローには努めていました。

彼はボク以上に繊細です。
忙しくて余裕がないとか、いつもの集中で他のことが気になっていないのか、
それとも何かを考え過ぎているのか、
ボクにとって最後の一週間、ことにこの残り2日は、
彼のほうからあまり口を開くことがなかったんです。

そして、最終日の21時半くらいでしょうか。
単体テストやらドキュメントやらが、
ようやくボクが目標としていた質、物量のレベルに達しました。

彼は相当気を遣っていたみたいです。
実質プロジェクトのリーダーですから、仕事の進捗を第一に考えるのは当たり前ですしね。
ボクが「終わった!!」と声を上げるとすぐに、口を開いてくれました。

「物思いに耽っちゃいました。今日が最後なんだなって・・・」

ビックリしました。
そんなこと言われるとは思ってもいなくて。

彼とは9ヶ月、一緒に仕事をしてきました。
東京ではそりゃあ大変でした。
彼もいろいろあり、プラス仕事の面で完全にやられてしまって。
心がポキッと完全に折れちゃうんじゃないか、仕事を辞めてしまうんじゃないかって。
突然いなくなって、呼び出された近くの公園で1時間以上話したことも、
今となれば懐かしいです。

ボクが彼を気に掛け続けたのは、ボクにとても似ていたから。
真面目過ぎて考え過ぎて、できないことも当然ありますけど、
できないなりに頑張って、周りの気遣いもできる、とてもいい子です
(ボクがいい子かどうかは別の話ですよ)。

2月からの現場、特に岡山での後半は彼に相当助けてもらいました。
ボクのメンタル状態が分かるのは、彼くらいでしたから。
彼は恩を返し切っていないと言っていましたが、十分返してもらいました。

30分くらい話して、駐車場で別れました。
「また一緒に仕事しよう!」と。

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7月、人事異動で彼はサブリーダーという役割となりました。
在籍年数の考慮もあるでしょうが、彼の実力をもってすれば当然の話です。
何気にボクより上の役職になっちゃいましたが、本当に嬉しいです。
もしまた、一緒に仕事をする時は、一体どんな姿を見せてくれるんでしょう。
ボクもまた経験をまた積んで、それなりの姿で会えるようになりたいです。

「頑張り過ぎんなよ!」
彼に言った言葉。
お互いさまですね。似た者同士ですから。
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