2016-04-15 今日の川崎駅前・今日の1曲 「花の名」 BUMP OF CHICKEN

おはようございます。


いつもと変わらない景色が、今日もここ川崎にはあります。


横断歩道の途中で、車が来ないタイミングを狙って撮りました。


以前書きました桜の木には、まだ花が残っています。


道端も薄紅色に彩られています。


普段通りの、なんてこともない景色を見ることができるのは、幸せなことなんです。

今日の1曲♪
「花の名」　BUMP OF CHICKEN

2007年発売の彼らの13thシングルで、
オリコン週間チャート1位、年間チャート16位、
映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」の主題歌となった曲です。

今日は、選曲に本当に悩みました。
どれを選べば失礼に当たらないのか、分からなくなってしまって。

熊本を始めとする九州での大地震、昨晩から今この時も続いています。
日が明けて被害も続々と明らかになるのでしょう。
まずは、お見舞い申し上げます。
そして、どうぞご無理なさらないように。
不安や恐怖はどうしても拭えないでしょうが、できる限り冷静に、状況を正確に把握してください。
こういう時、変なデマも流れやすいですから、それに惑わされず、まず一呼吸で。

昨日は残業中の21時くらいに、ビルがちょっと揺れました。
でもこれは関東震源の別の地震で、その後熊本で起こったんですね。
帰りに聴いたラジオで初めてそれを知りました。

ボクは大学時代に神戸市垂水区で阪神淡路大震災を経験しました。
起こった瞬間は、恐ろしいくらいに爆睡していたせいか全く揺れに気付かず、
揺れが収まったであろうタイミングに目覚めるという有様でした。
部屋の中は何にも変わってなかったんです。本当に幸いなことに。
ただ、感じる空気がなんとなく違うと気付いたんです。
窓を開けたら、いくら朝の6時前とはいえ、異常な静けさだったんです。
そして余震がきて初めて「あぁ、とんでもないことになってるかも知れない」と気付きました。

年度末まで休校になったのは言うまでもなく、学内でボランティアをしました。
そして多少落ち着いた頃に、避難している先輩を探しに長田区を訪れた際のこと。
テレビで見て分かってはいたものの、目の前の惨状に言葉を失いました。
その後の余震を感じる度、言い知れぬ怖さを感じた記憶を思い出しました。

その後地元に帰り、2000年に鳥取県西部地震を松江の専門学校内で経験しました。
その時は1Fの教室だったのに、建物が完全に斜めに横揺れする凄さでした。
クラスメートはパニック寸前でしたが、ボクは変に冷静でその場で大声で指示をした記憶があります。

詳しいことが分からない以上、余計なことはこれ以上書きません。
ただ、こういう非常時に心の支えになるのは、実はラジオなんです。
過剰な報道をする割に大事なことが入ってこないテレビと違って、
ラジオの速報性と正確性は凄いです。
映像によるトラウマも起こらないです。
そして、こういう時のラジオは心の支えになる音楽を流してくれます。
これにどれだけ救われることか。
「もしもの時のために携帯ラジオを」。これは本当のことです。

ボクは今日もまた、いつも通り仕事をしてきます。
これが多分、安全に過ごせるボクらの大きな役割だから。

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