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2016-04-02 今日の川崎駅前・今日の1曲 「アレグロ・ビヴァーチェ」 中森明菜 [今日の街]

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おはようございます。

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花曇りの川崎周辺です。
遠目に見えるのは・・・

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はい。ちょっとした桜並木です。
東京ではソメイヨシノの満開宣言が出たそうですが、
こちらは7分咲きくらいでしょうか。
この土日は雨が降る予報にはなっていますが、
気温が低いのもあって、多分今週中に散ってしまうことはないと思います。
なので、この週末は遠出などせず、しっかり休養に充てたいと思っています。
なにしろ「無理しない」って言っていたのに、昨日は22時半過ぎまで残業しちゃいましたから。
いけませんね。

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ご近所の前もカラフルになってきましたよ。

今日の1曲♪
「アレグロ・ビヴァーチェ」 中森明菜

1985年発売、彼女の9枚目のアルバムとしてリリースされた「D404ME」の1曲です。
この年末、「ミ・アモーレ(Meu amor é・・・)」で日本レコード大賞を受賞しましたが、
このアルバムもまた、優秀アルバム賞に選ばた名作の一つです。
当然両方とも、オリコン年間チャート2位、7位とセールス的にも抜群の結果を残しました。
80年代J-POPの頂点へと一気に駆け上っていた彼女の、
あどけなさとアーティスティックな面とが共存する作品です。

「アレグロ・ビヴァーチェ(allegro vivace)」は音楽用語で、
メトロノームなどでは4分音符=144くらいの「アレグロ」よりも更に速いテンポを指します。
この意味を考えるとアップテンポな曲がイメージできますが、
実は木枯らしの音から始まる、とんでもなく切ないバラードナンバーです。
別れの予感に怯えていた女性が、
自分から別れを切り出し新たな一歩を踏み出すといった詩を、
彼女は切々と見事に歌いこなしています。
ちなみにアルバムタイトルの「D404ME」は、アルバムコンセプトにある倉庫の番号だそうですが、
一部では「出し惜しみ」というダブルミーニングとも言われています。

先日明菜フェイバリットコレクションをiTunesで作って聴いていると書きました。
やはりボクにとってのNo.1アーティストなだけに、何気にとても心が和みますし、
聴いた日の仕事の能率も、なんとなくはかどります。

しかし、過去から現在にかけてランダムに聴いても、いやぁ、飽きませんね。
贔屓目があるとは言え、何より曲の質が常に高いんです。
メロディもアレンジも手抜きが全く感じられず、彼女の完璧主義が現れています。

でも初期の頃はそこまで彼女が製作に携わってはいないはず。
それで気付いたんです。
時代的に「アイドル」のカテゴリーに一括りされてはいますが、
当時の彼女のブレーンは既にデビュー時点から
「一流シンガー」を育て上げるつもりだったのでは、と。
大体デビューシングルの「スローモーション」から、既にもうアイドルの曲ではありませんし、
その後のシングルも、
当時はもちろん現在のアイドルの楽曲とは完全に一線を画す仕上がりです。

実績が上がるに従って、彼女も製作に携わるようになります。
本人の自覚も、プレッシャーを含めて相当あったからこそ、
なかなか資金面で苦しくなっているであろう現在に至るまで、上質な音が作れるのだと思います。
そういう意味では、彼女だけでなく他のアーティストについても、
数年に1枚のリリースでも当然なのかな、と。

そうそう。
お気付きだと思いますが、記事のタイトルに「今日の1曲」を加えました。
テーマも「地域」から「音楽」に替えていきます。
4月1日から始めない辺りの中途半端さが、ボクらしいでしょ。
だって急な思い付きですから。

つい最近、アクセス数を気にすることなくマイペースで続けると書いたんです。
でも、お気付きの通り、毎日相当気合を入れて書いています。今日の1曲もね。
ここまでやってるのに、もっと見てもらってもいいのかな、とふと思いまして。
ボクの好きな曲の魅力をボクなりに伝え切って、
それで誰かが「聴いてみようかな」なんて思ってくれたら、とても嬉しいなと思って、
ちょっとした決断をした訳です。

さて。
体調も相当回復してきますと、喜怒哀楽も復活してきまして。
で、そんなおとといの夜に、ボクの怒りに触れる事態が起こりつつあるのを知ってしまったんです。
それは「千葉大学」の件。

昨年の再就職活動の一環として登録している日経オンラインの記事を見たんです。
先日、女子中学生監禁容疑で身柄確保された容疑者がこの大学出身者ということで、
「千葉大」というだけでイメージが悪く、現役生の就職活動に大きな影響が出ているそうです。
この事件だけが原因ではなく、
数年前の女性外国人講師殺害事件を起こして逃亡していた犯人も、
卒業生だったことが影響しているようです。

昨日の帰りの電車の下世話な某週刊誌の吊り広告にも、大学名がデカデカと載ってましたし、
ネット上ではよりによって「犯罪者育成大学」のような書き込みまで出る始末。
それを受けて大学側は容疑者の卒業認定を取り消す動きを見せているようですが、
それに対してもまたネットでは中傷するような書き込み・・・

・・・呆れます。バカじゃないの?って。
根拠が全くありません。無責任な書き込みに過剰な反応の無限ループです。
いかにも今の時代らしい騒ぎですが、頭が悪過ぎるヤツが目立って本当にイヤです。
久し振りにボク、怒り心頭です。

長くなるので先に言っておきますね。
企業の採用担当の方や社長さん。
大学の無意味に広がるイメージでなく、本人の素質だけを評価してくださいね。
本人が素晴らしい才能を持っているのに採用しなければ、会社にとっても大損失ですよ。
それに、それができない企業は、はっきり言ってダメ企業です。

さて。冷静になってみましょう。
本当に千葉大学の卒業生の犯罪率はそんなに高いでしょうか。
今年度、千葉大学は2,322人の入学生を予定しています。
単純計算で4を掛けると、9,000人超えてます。
とあるサイトで大学別の学生数を参照したところ、11,000人弱で、
東北大学、広島大学、関東学院大学等ととんとんの人数で、
データ上では約750校中40位前後です。
学部が多い総合大学ですから、結構な規模です。
ちなみにボクの卒業した神戸市外国語大学(あれ? 初めて書きましたっけ?)は
単科大学なもので、2,000人を切る326位でした・・・。

さぁ、計算のお時間です。
彼が在籍した4年間、大体で見積もって全校11,000人、
これが2,000人ずつ毎年入れ替わるとしますと、
11,000+2,000+2,000+2,000=17,000人がいます。
もう計算しなくても、飛び抜けて酷い数字にならないのは一目瞭然ですよね。
ちなみに計算結果は、0.0058%です。
前述の殺害事件の件も含めても、そんな程度ですよ。

事件の重大さがあまりにもデカすぎるので、格好のネタにされていますが、
これで犯罪者を育成しているとヌカすなんて、ナンセンスにも程があります。
ちなみに東京大学の学生数は14,000人、京都大学は13,000人、
早稲田大学は40,000人超、立命館大学32,000人前後、
明治大学30,000人弱、慶應義塾大学29,000人弱です。
こういった大学から出たエリートが起こしたお金の絡んだ犯罪のほうが、多くないですか?

受験時の偏差値は多くの私大よりも高く、国立の中か少し上くらいでしょうか。
大学過剰気味の現代でも、千葉大学、そう簡単に入れるところではないです。

確かに「頭がいいヤツほど悪いことをやったらとんでもない」とも言いますが、
これは本当にごく僅かの人間がやらかすことです。
個人の育った環境や本来の性格、考え方、生き方、人間関係のせいでやらかしたことです。
もしかしたら大学での何かの経験が心を歪めた可能性も否定できないでしょうが、
それは「大学」ではなく本人と相手との「人間関係」の問題。
それは学歴など全く関係のない話ですからね。

ボクのブログによく訪れていただいている方にはそんな人はいないでしょうが、
もう、つまらない雑音のような情報に踊らされるの、拡散するのやめましょうよ。
それで人生をダメにする人がいるんですよ。
昔から言います。自分がそうされたらどう思うって。

自分のすることがどれだけ周りに影響を与えてしまうのかという想像力を、もっとつけましょうよ。
ボクはいつも、それを意識して生きていますし、
このブログでも誰かのSNSへの書き込みでも、それは絶対に気を付けています。
とりあえず、今無駄に騒いでいる輩と違って、そこまでバカな人間には墜ちていません。

あぁ。キレたキレた。
だって、罪のない人には幸せになって欲しいですから。
例え何度か回り道や過ちをしたって、真っ当に生きようとしている人だってそうです。
頑張っている人が無意味な偏見を受けるのは、見ていて耐えられませんし許せませんから。

さて。
結構頑張って書いてたらもう正午近くじゃないですか。
今夜は2週間振りにテニススクールへ行きます。
多少息切れするでしょうが、多分大丈夫です。
それまではちょっとお勉強でもしようかなーって思ってます。
合間に昼寝もするかも知れませんけどね。
休日ですから、しっかり休息も大事です。
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