カレーハウス・ターバン Lセットカレー(石川県金沢市) [独身男のさすらい旅情]
はい。グルメ系を一気に片付けます。
ようやく金沢名物の方向に持っていけます。俗に言う「金沢カレー」です。
3月20日日曜日の13時過ぎです。
北陸新幹線からJR金沢駅に無事降り立ち、
バスで香林坊まで移動して最初に来たのがこちらです。
後ほど紹介しますが、土日祝日には100円で乗れるループバスが走っております。
他にもバスの本数は多く、金沢はバス文化の街ということです。
うーん。ピークは過ぎているはずなんですけど、予想通り行列があります。
しかし、ここは一人旅の利点が早速発揮されます。
カウンター席が空いたので、一つ前のご家族3人様より先に入らせていただきました。
それでも20分は待ちましたかね。
でも、カレーという回転の早いメニューなだけに、これでも早い方だと思います。
さてさて。
齢のおかげで食が細ったものの、どうもこの3点盛りが気になって仕方がありません。
揚げ物に肉だしな・・・中は量がさすがに多いかな・・・どうしようかな・・・
はい。Lセットの中にしました。
お店の方に量を確認した結果、大丈夫だろうと判断してオーダーです。
カレーは結構どす黒い見た目ですが、これがなかなかマイルドなんです。
デミグラスソースを安易に使った感じでもないですね。
素材をじっくりじっくり煮込んだからこそ出る甘みが、スパイシーさに勝っています。
でも食べ進めるうちにじわじわと汗をかいてくるところは、スパイスのおかげでしょうね。
3種盛りはオーダー後に調理が始まります。
こちらの店舗のこの日は、お店の方はおばちゃまばかりでしたが(元々そうなのかな?)、
動線や流れが断たれることのない見事な連携プレーで焼きます。揚げます。
ウインナーは皮がパリッパリ。
ハンバーグもいい意味で肉らしさがしっかり味わえるウェルダンな焼き加減。
でも、やっぱり美味しかったのはロースカツ。
揚げたてなので表面はサクサク。
豚肉の食感は柔らか過ぎず固過ぎず。このほうがカレーには合います。
細目に切られているのでパクッと一口でいけちゃいます。女性でも食べやすいサイズです。
とにかく、カツカレーってこれだよなーってホッとする感じですよ。
福神漬けにらっきょうはご自由にって感じも、嬉しいです。
メニューの看板にも昭和46年と書いてあります通り、
なかなかの歴史があるカレー店です。
石川県以外にも、富山県、長野県、
そしてなぜか京都府にも展開しているようです(しかも全府県合計6店だけ)。
回転率が高い分どうしても狭い店内はバタバタしているんですけど、
ウチでカレー食べてる錯覚に陥るようなアットホームな雰囲気があって、
イヤな印象なんて一切ありませんでした。
これはもしかしたら、おばちゃんたちの成せる技なのでしょうか。
でも、ウチのカレーでは絶対出せない、
ただスパイシーでもない、ただ甘いでもない奥深いカレーがいただけるのは、間違いないですよ。
コメント 0