2016-03-19 今日の川崎駅前

おはようございます。


小雨で始まった今日の川崎です。
昨晩からこんな感じでポツポツ。
うっかり傘を忘れてしまいましたが、ずぶ濡れにはならずに済みました。
ま、雨の予報だった23時台に帰るのがいけないんですけどね。

今日の1曲♪
「Butterfly」　BUMP OF CHICKEN

最新アルバム「Butterflies」のナンバーです。
アルバムタイトルとは複数形か単数形かの違いがありますが、
アルバムタイトルチューンであることは間違いないでしょう。
多分、一曲一曲が、それぞれの「蝶」なのだろうな、と思います。

彼らのアルバムを新作で購入したのは、この作品が実は初めてなんです。
好きなシングルは幾つかあるのに、シングルも買ったことなかったのが、
「何か」に衝き動かされたのか、なぜか予約までして買いました。

そしてこの曲。
最初聴いた時は他の曲の引っ掛かりが強過ぎて、
そこまで自分のフックに掛からなかったんです。
ところがそれこそ昨日くらいから、突然自分の思いに強く引っ掛かるようになったんです。
不思議なものです。

歌詞で歌を聴くタイプのボクなんで、
思うことが日々変わる度に好きになるものが変わっても当然です。
こうして今日の1曲として挙げるものも、ほぼ日替わりですからね。

どこに共感したのかは、敢えてここでは書きません。
ただ彼らの曲は、弱き者に寄り添いながらも、ただ慰めるようなものではないこと。
ダメな自分を認めながらも、諦めず何度でも立ち上がろうぜって曲であることは確か。
なにしろバンド名が「弱者の反撃」ですから。
この曲もまた、まさにそんな曲です。

フロントマン藤原基央氏の詩は、行間に詰めた思いが溢れ出るようなもので、
分かりやすい言葉を使っているのに、とても美しい。
メロディ、サウンド、アレンジもそれに負けないもので、
しかも間違いなく、表現方法を替えながらも年々進化しています。
荒削りだった初期から経験・年齢を重ねて、
随分大人になったなーってエラそうながらも思います。
でも、その大人のなり方が「マンネリ」や「劣化」ではなく、
まるでたったの一撃でやっつけてしまえるように、その刃は今回更に研ぎ澄まされています。

メディア嫌いで知られているのは、多分単純に苦手なんでしょうね。
この前ラジオで彼らのアルバム宣伝を聴きましたが、
藤原くんはフロントマンなのに最初と最後くらいしか喋ってませんでしたから。
その分、ミュージシャンとしての才能は突出しているので、それでいいんです。
その才能がなければ、一瞬の流行りだけで終わらずに
ここまでトップを走り続けることはできないです。

そうそう。
バンプの話つながりで、昨晩気付いたことがあります。
三連休の始まりだからという訳ではないですが、
今日は日記ではなく、その気付いたことをきっかけとして、
音楽に関する自分の見解を書いてみたいと思います。

音楽を入手する手段が本当に増えました。
大きく分けると以下の3つ。

1. CD（レコード）を購入する
2. ネット配信で購入する
3. レンタルする

もちろん、ラジオやテレビ、
街に流れる有線やお店の方の趣味の音楽などから知ることもありますが、
自分から積極的に入手するとなると、この辺りくらいでしょうか。

1と3は昔からあって、2はここ最近で急速に浸透したのは、ご存じだと思います。
そこで昨日、TSUTAYAに寄ってレンタルランキングを見て気付いたことがあるんです。
以前にも書いたのですが「売れ筋」って特徴があるんですよね。

前述で紹介したBUMP OF CHICKENのアルバムが、レンタルランキングで3位だったんです。
オリコンチャートではNo.1を獲得したのに、
リリース時期を考えると遅れて始まるレンタルなら、
今頃トップに立っていてもいいはずなのに、です。
チェックしていませんが、iTunesやレコチョクのランキングもまた、違うんでしょうね。

ファンなのかそうでないのか。年齢層の購入スタイルが違うからか。
色々理由が複雑そうなのですが、ボクなりには上記3つの入手スタイルはこう考えています。

1. ファンであるアーティストの作品なら買う、という人
　　何かで聴いて好きになり、どうしても自分の手にしたいという人
　　配信NGでCDでしか手に入れられないので買う人
　　音質にこだわる人
　　ジャケットを含めて「作品」を手にしたい人
　　特典（DVD、ライブ先行予約特典、握手券、ポスター、グッズ等）が欲しい人
2. アルバム全曲までではないけれど、特定の曲をピンポイントで欲しいという人
　　音質をさほど気にしない人
　　廃盤等でどうしても入手できない曲が見つかったので購入する人
　　そもそもCDプレーヤーがない人
3. 「お試し」で聴いてみたい人
　　配信よりも安価で多くの曲を手に入れたい人
　　たくさんのアーティストの曲をいっぺんに聴きたい人（でも買うまでには至らない人）

そうなるとですよ。
BUMP OF CHICKENの作品は1に当たるわけです。
お試しでなく、手にしたい人が多いということです。
これだけ認知度が高いのにこのランキングに違和感を抱いたのは、
きっとこの理由があるんだと思います。

1～3、それぞれにいいところがあるので、
上手に使って音楽を楽しみたいですね。

ちなみにボクが昨日借りたのは
　・flumpool
　・秦基博
　・Duran Duran
　・Foreigner
　・荻野目洋子

基本的に好きならジャンルに全くこだわらないです。
実は今一番借りたいのは、氷川きよしのベストですが、
彼、ベスト盤を一枚たりとも出していないんです・・・。
不思議ではありますが、ある意味でいい戦略なのかな、と思ってます。

さて。
これからレンタルCDを返しに行って、
そこから相当バタバタします。
明日は金沢に旅立ちますから、こなすべきことはちゃんとやらないと、です。

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