熊野大社(島根県松江市八雲町) [俺の山陰]
「犬も歩けば神社に当たる」。
それくらいに島根県には神社があちこちにあります。
今回は、かの出雲大社と同列に位置する神社をご紹介。
松江市のやや山間部に位置するこの熊野大社は「出雲国一之宮(一宮)」。
「一之宮」というのは、その地域で最も位の高い神社に与えられる称号で、
出雲国、つまり現在の島根県東部(出雲地方)では、
出雲大社と並ぶ位置にある神社です。
さて、本殿でお参りを。
もう少し近寄りましょう。
注連縄も本殿も立派なものです。
祀られているのは素戔嗚尊(スサノオノミコト)。
屋根の千木(ちぎ、『X』状のもの)の先端が、通説である「男の神」を示す垂直型ですね。
「日本火出初之社」(ひのもとひでぞめのやしろ)とも言われ、
「火の生まれた地」とされています。
敷地内には、最古の和歌とも言われる、
スサノオノミコトが詠んだ句が石碑となって置かれています。
こちらは舞殿です。
舞などの奉納は、こちらで行われるようです。
休憩所である環翠亭には、
熊野大社で行われるお祭りの風景が描かれた画を観ることができます。
「さざれ石」です。
何故ここにあるのかは、分からないです。
お社の前には十分な駐車場もあります。
すぐ隣には、温泉施設もありますから、
静かな場所でゆっくり時間を過ごすのもいいかな、と。
なお、休日には結婚式をこちらで行われる方も多いようです。
角隠し姿の花嫁さんに遭遇するチャンスもあるかも知れません。
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