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島根県観光、ここがおススメ!! [俺の山陰]

夏休みですね。
どこに行きましょうか。
島根県はどうですか?

でも皆さん。島根県のこと、まだあんまり知らないでしょ?
何があるのって、思いますよね。
そうそう。「島根ってどこ?」ってよく言われます。
鷹の爪団の「島根の吉田くん」も、自虐PRしてますし。

さて。県職員でも観光大使でもないけれど、
島根県のおススメスポット、画像なしでざっと紹介します。
きっと何処かが、あなたの心に引っ掛かります。
「なんとなく行ってみたくなったなぁ。」
それです。それだけでいいので、来てみてください。
急ピッチで書きますから、付いてきてくださいよ。


1.出雲大社(出雲市大社町)
 ここは絶対外せません。
 「縁結び」の神様が祀ってあります、
 恋人だけでなく、人生の出会いや仕事での出会いも結び付けてくれます。
 少し前まで寂れていた参道も、
 平成の大遷宮効果か、すっかり新しく生まれ変わりました。
 自治体でなく地元住民や島根県民自身が復活させた街と言っていいでしょう。
 お参りだけでなく、お散歩も楽しいですよ。

2.八重垣神社(松江市)
 ここは恋愛の縁結び。
 出雲大社とセットで、恋愛成就にどうぞ。
 和紙に小銭を載せて浮かべる、恋愛占いが有名ですね。
 驚愕の石造もあります。

3.松江城(松江市)
 つい最近国宝に指定された、今の島根県一番の注目スポット。
 「千鳥城」と呼ばれる、美しい現存天守が何よりも魅力。
 天守閣に登って360度見渡す、松江の風景もまた素敵。

4.宍道湖(松江市)
 夕日はとにかく絶景。
 写真ももちろんだけれど、その目で焼きつけてもらいたいです。

5.石見銀山
 こちらも忘れてはいけません。
 島根県が誇る、世界遺産。
 島根県の山奥が、世界の経済を回していたという事実とその痕を、
 のんびりと感じていただければ。

6.一畑電車(松江市~出雲市)
 島根の誇るローカル電車。電車好きには伝説の地。
 宍道湖沿岸、田園風景をゴトゴトのんびりと乗るのも楽しいですよ。
 移動そのものの楽しさが、ここでは味わえます。
 ちなみに車両基地のある雲州平田駅では、
 昭和3年に造られて、現役引退したデハニ50系の試運転が体験できますよ。
 少々お高いですが。

7.石見神楽
 石見地方の見どころもここで突っ込んでみましょうか。
 石見地方、島根県西部に昔から広く伝わる伝統芸能。
 豪快な舞いはここでしか味わえません。
 ちなみに春先から秋口まで、石見地方各地で舞いが披露されているので、
 お出かけになってみては。

8.小京都津和野
 津和野は島根県なんですよ。
 城下町らしい雰囲気が今でも街中に残っています。
 殿町通りの堀川に、悠々と泳ぐ鯉も風情があります。
 他にもまとめて言うのももったいないくらいに、見どころがたくさんあります。
 社殿の素晴らしさはもちろん、長い階段の赤い鳥居が幻想的な太鼓谷稲成神社。
 毎年7月21日に行われる、鷺舞神事。
 津和野城跡は最近注目を集める「天空の城」です。

9.鬼の舌震(おにのしたぶるい)
 奥出雲町仁多にある、断崖や奇岩が迫力ある景勝地。
 出雲神話を肌で感じることのできる場所です。
 紅葉の季節が一番の見どころでしょうか。

10.立久恵峡
 出雲市にある「山陰の耶馬渓」とも呼ばれる、巨大な奇岩が立ち並ぶ景勝地。
 鬼の舌震と同じく、マイナスイオンの度合いがかなりのものです。

11.日御碕灯台、美保関燈台
 出雲市大社町にある日御碕灯台は東洋一の石造灯台。
 松江市美保関町にある美保関燈台もまた、世界灯台100選にも選ばれる名所。
 美保関燈台は、桜の季節が特に素晴らしいでしょう。

12.稲佐の浜
 出雲大社のすぐ近くにある海岸は、八百万の神々が出雲大社に集う入口。
 出雲大社の神事は、必ずここから始まります。

13.三瓶山
 島根県一の標高を誇る山。
 高原地域なので、夏は少し涼しい避暑地。
 ハイキングや本格的な登山。
 その後には三瓶そばや三瓶バーガーをいただいて、
 島根の自然を身体いっぱいに取り込んでください。
 最後は三瓶温泉で一汗流したら、もう最高。

14.足立美術館
 ここも全国的に有名。
 安来市にある、日本一、いや世界一の日本庭園を見ることができます。
 横山大観のコレクションや、民芸品の第一人者である河井寛次郎の作品も
 たくさん鑑賞できます。

15.島根県立美術館
 宍道湖沿いにある美術館は、
 自由に出入りできる公園での夕陽も素敵だけれど、
 常設展示や特別展の力の入れようが素晴らしいです。
 地方の美術館でここまで頑張っているのは特筆もの。是非訪れていただきたい場所です。

16.鰐淵寺(がくえんじ)
 出雲市平田にある、紅葉の名所です。
 駐車場から相当歩かなければなりませんが、その価値は十分にあり。

17.一畑薬師
 こちらも出雲市平田にある寺院。
 「目の薬師さん」として有名であり、
 漫画家水木しげるさんの幼少期に影響を受けた「のんのんばあ」が信仰していたお寺です。

18.斐伊川土手の桜並木
 雲南市三刀屋町と木次町にある、その名の通り桜の名所。
 ベストシーズンの風景は圧巻。
 ちなみに緑の桜「御衣黄」も、季節をずらして楽しめます。

19.石州和紙
 浜田市三隅町に伝わる、つい最近ユネスコ産業遺産に指定された名産品。
 手すき和紙ならではの強度と美しさを誇ります。
 これ以外にも、島根県にはいろいろな場所で和紙が、今でも作られているんですよ。

20.築地松(ついじまつ)
 島根県の出雲平野独特の農村風景。
 主に出雲市斐川町に今でも見かけることができます。
 近くの斐伊川氾濫に備えて、少し高い位置に家を建てていて、
 台風や冬の風雪から家を守るためにある、黒松の壁。
 近年は松くい虫にやられてしまい、その数は少なくなってしまいましたが、
 まだまだ残っています。

21.石見地方の赤瓦
 石見地方は瓦の一大産地。
 その石見地方は、出雲地方と異なり、赤瓦の家が多いです。
 遠景が壮観。特に主要な瓦の産地である江津市がいいでしょう。

22.塩見縄手
 松江城周辺に残る武家屋敷群。
 ここに小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の旧居や展示館もあります。

23.堀川遊覧船のぐるっと松江堀川めぐり
 松江城周辺のお堀を遊覧します。
 いつもと違う視点で城下町を眺めるのが、楽しいです。
 船頭さんの解説と民謡も、風情があります。

24.しまね海洋館アクアス
 浜田市の石見海浜公園内にある、島根県随一のアミューズメントスポット。
 ソフトバンクのCM「島根のおじさま」でも有名になった、
 シロイルカのバブルリングは、ここで観られるんですよ。
 他にも日本海ならではの展示があり、
 広島県や島根県を始め、西日本各地から人が訪れます。

25.古代出雲歴史博物館
 出雲大社のすぐ近くにある博物館。
 県内の荒神谷遺跡や加茂岩倉遺跡で大量に発見された、
 本物の銅鐸・銅矛展示は圧巻。
 また、昔の出雲大社を再現したミニチュアも、興味深いです。

26.奥出雲おろち号
 JR西日本が、木次線で運行するトロッコ列車。
 奥出雲の大自然を肌で感じながら、コトコトのんびり楽しめます。
 見どころの奥出雲おろちループからの絶景は、圧巻。

27.医光寺庭園、萬福寺庭園
 益田市にある、雪舟の造り上げた美しい名園。
 縁側に座って、様々な角度で彼の思いをあれこれと頭で巡らせるのも、楽しいでしょう。

28.清水寺
 あれ? それって京都じゃないの?
 全国各地に清水寺ってあるんですよ。その一つです。
 1400年前からある、なかなかの名刹です。
 宿坊もあります。精進料理は一度ご賞味ください。
 清水羊羹も名物ですよ。
 最近は清水羊羹かき氷などがあるらしいです。

29.高津川
 益田市辺りに流れる、日本一の清流にも選ばれた川。
 釣りはもちろんカヌーなどの川遊びで、この夏は楽しんでみては。
 ちなみに出雲地方には斐伊川が、島根県の中間地点には中国地方一の江の川があります。
 どれも水遊びのできる場所はありますが、くれぐれも水難事故には気を付けて。

30.奥出雲のたたら製鉄
 今でも一年に一度、刀剣が昔ながらの手作業で作られています。
 「もののけ姫」の製鉄場のモデルにもなった地域です。
 製鉄の様子は一般見学不可ですが、
 奥出雲たたらと刀剣館で、その歴史と技術を学ぶことができます。

31.山陰海岸
 出雲地方は島根半島のリアス式海岸。
 そして石見地方は列車でも車でも楽しめる真っ直ぐで美しい風景。
 行ったことがないですが、隠岐も独特の魅力があるはずです。

 あ、ちなみに缶コーヒー「BOSS」で、タモリさんが眺めていた海岸風景。
 あれは浜田市三隅町辺りの風景なんですよ。
 益田市方面から出雲市方面へJRに乗っていると、同じ光景が見れます。

32.隠岐
 上述の通り、恥ずかしながらまだ行ったことがありません。
 ただ、一度行ったらもうその魅力に虜になるはず。
 風景、遊び、食、人全てに魅力満載でしょう。

33.海水浴
 どこでもきっと、綺麗な海で水遊びが楽しめます。
 人が少ないのが、皮肉ですが何よりの魅力ですかね。

34.温泉(島根県全域)
 島根県は昔から、全市町村に必ず温泉があると言われているくらいの、温泉天国。
 関東や九州みたいに、洗練された場所は殆どないけれど、
 湯治場のような昔の雰囲気でゆっくりと浸かれば、疲れもきっと吹っ飛ぶかも。
 ちなみに各地の代表的な日帰り温泉地を幾つか。

 【松江市】
 玉造温泉(玉湯町)、鹿島多久の湯(鹿島町)、大森の湯(宍道町)
 【出雲市】
 湯の川温泉(斐川町)、大社温泉、出雲ひのみさき温泉(大社町)、割烹温泉ゆらり(平田町)、
 立久恵峡温泉(立久恵峡内)、多伎いちじく温泉(多伎町)、出雲須佐温泉(佐田町)
 【安来市】
 広瀬温泉(広瀬町)、鷺の湯温泉(足立美術館のすぐ近く)
 【雲南市】
 出雲湯村温泉、海潮温泉、おろち湯ったり館(木次町)
 【仁多郡奥出雲町】
 亀嵩温泉、斐乃上温泉
 【飯石郡飯南町】
 頓原ラムネ温泉、加田の湯
 【大田市】
 温泉津温泉(温泉津町)、三瓶温泉(三瓶山近く)、池田ラジウム鉱泉(三瓶町)、
 小屋原温泉(三瓶町)
 【江津市】
 有福温泉(有福温泉町)、風の国温泉(桜江町)
 【浜田市】
 美又温泉(金城町)、旭温泉(旭町)
 【益田市】
 荒磯温泉(西平原町)、匹見峡温泉(匹見町)、美都温泉(美都町)、多田温泉(多田町)
 【邑智郡美郷町】
 潮温泉、千原温泉、湯抱温泉
 【鹿足郡吉賀町】
 柿木温泉、木部谷温泉、むいかいち温泉ゆ・ら・ら
 【鹿足郡津和野町】
 津和野温泉
 【隠岐郡】
 隠岐温泉GOKA(隠岐の島町)、承久の湯(海士町)

・・・ふぅ。
挙げればまだまだキリがありません。
初心者におススメは、スーパー銭湯風の場所。
大森の湯、割烹温泉ゆらり、湯の川温泉辺り。

こじんまりとしていて綺麗にしているところでは、
出雲湯村温泉や旭温泉、美又温泉がいいですね。
ボクは行ったことがないけれど、最近は改装して綺麗にしている所も多いので、
気軽に訪れてみればいいでしょう。

温泉地の情緒に浸りたければ、温泉津温泉か有福温泉。
浴槽に湯の花がたっぷり。そして地元民とのふれ合いも楽しいです。

お泊りで豪華にだったら、やっぱり玉造温泉と、日帰りのない松江しんじ湖温泉。

あとはほとんどが湯治場状態。
洗練されていないところで、いい湯に浸かれば、
日常がどこかへ飛んで行ってしまいますよ。

35.島根の美味しい食
 これも挙げればキリがありません。
 日本海ならではの海の幸と、中国山地の山の幸。
 平野部での農産物に、高原の乳製品や畜産物。
 水も水道水でさえ、普通に美味しいです。

 出雲そば、鯛めし、神楽めし、ヤマトシジミ、ノドグロ、白イカ、アジ、トビウオ、イワシ、
 海産物の一夜干、板わかめ、あごの焼、仁多米、出西生姜、匹見の山葵、美都の柚子、
 大社のデラウェア、安来の苺、多伎のいちじく、山菜、奥出雲の椎茸、味噌、醤油、
 松江の和菓子、出雲ぜんざい、島根和牛、隠岐牛、まる姫ポーク、木次乳業の乳製品、
 そして各地の日本酒、島根ワイナリーのワイン、松江地ビールなど。
 まだまだたくさんありますよ。

36.特産品
 上述の石州半紙ももちろんですが、
 神話にも出てくる勾玉を始めとしためのう産品に、塗り物、雲州そろばんなど、たくさんあります。
 出西窯などの陶器も各地に窯があるので、どれかお気に入りが見つかるかも。


さーて、どうですか?
都会で味わえることは、当然できません。
そういうことは都会でやってください。
都会でできないことを楽しみに、島根に来ませんか?

簡単にアクセスの紹介です。

【飛行機】
 出雲空港か石見空港、隠岐空港に到着後、レンタカーを借りましょう。
 島根県の散策には、車が必須です。
 出雲空港には、羽田・伊丹・福岡・名古屋便が、夏限定で千歳便があります。
 石見空港には、羽田便と、夏限定の伊丹便があります。
 隠岐空港は、伊丹・出雲便があります。

【列車】
 島根県東部(出雲地方)へは、新幹線で岡山駅まで行き、特急やくもに乗りましょう。
 安来駅、松江駅、玉造温泉駅、宍道駅、出雲市駅に到着します。
 出雲大社へは、出雲市駅から一畑電車か路線バスで行けます。

 西部(石見地方)へは、新山口駅まで新幹線で行き、山口線の特急に乗れば、
 津和野駅、益田駅、浜田駅、江津駅、大田駅に到着します。
 SLやまぐち号(予約制)に乗るのも、楽しみの一つですね。

【高速バス】
 広島・岡山・福岡・大阪・東京から、島根県各地に高速バスが走っています。
 広島からの便がとても多いので、利用価値はとてもあります。
 新幹線で広島駅まで行って、バスセンターまで路面電車かバスで行くといいですよ。

【車】
 中国自動車道が、山陽自動車道よりも混まなくておススメです。

 松江・出雲・雲南方面なら、三次東JCTで松江自動車道に乗るのがいいでしょう。

 浜田・江津方面なら、千代田JCTで浜田自動車道がいいです。

 益田・津和野は六日市ICを下りた方がいいですね。

 石見銀山や三瓶山などの大田方面は、
 松江道と浜田道の中間地点なので、どちらでもいいでしょうし、
 三次ICで降りて下道をのんびり行くのもいいでしょう。

【フェリー・高速ジェット】
 飛行機もいいですが、船旅もいいですね。
 隠岐へは、鳥取県境港や、島根半島の各地から定期船が出ています。
 島前島後各地への移動も、定期船です。
 詳しくは隠岐汽船のHPをご覧ください。
 ただし、天候に左右されるのは、覚悟してください。

どうですか?
とんでもなく長~くなりました。ごめんなさい。
結論は結局、口で言っても正直分からないということです。
まずは来ることです。それだけで良さに納得しますよ。
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讃岐人

私、以前山口県に住んでいたころは、よく島根に遊びに行っていました。親しい知人に吉賀町出身の方もいて、その方の案内でいろいろな所を見て回ったりもしました。
ああ、この記事を読んで、また島根に行きたくなりました。
by 讃岐人 (2015-07-20 13:00) 

はらぼー

「讃岐人」さん、おはようございます。
山口県にお住まいになられていたんですね。
そうなると石見中心で訪れられたんでしょうか。
「なにもないからいい」、そんなところが島根の魅力です。
まだよく分からなくて申し訳ありませんが、
今は香川にお住まいでしょうか?
もしそうではなくても、帰郷の際に時間があれば、
高速道路も大分整備されたので、
また是非島根に訪れてみてください(^^)/
by はらぼー (2015-07-21 06:55) 

takenoko

90%位行った事がありますね。まだ知らない事ばかりです。松江の宍道湖温泉も本当の温泉なんですよ。私が小学生ぐらいの時に源泉が発見され、今は2本目の温泉だとか。 サンライズ出雲の旅もいいですよ、2年前に乗りました。
by takenoko (2015-07-21 07:37) 

はらぼー

「takenoko」さん、さすがですね。
これを書いてから「あ、あれもあった・・・」と
思う所がポロポロ出てきました。
それくらいに、まだまだ色々あるはずです。

サンライズ出雲は人気があり過ぎて
最近は予約がなかなか取れないようです。
ボクは2往復、シングルで乗ったことがあります。

松江しんじ湖温泉は、意外と本物と思われていないんですよね。
ビジネスホテルでもその温泉に浸かれますしね。
外湯ができたら、もっと有名になるのに、
と個人的には思っています。
by はらぼー (2015-07-21 12:54) 

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