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最近のニュースで気になったこと(2) [ニュース]

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久しぶりに、ここ最近の気になったニュースについて、
ボクなりの見解を述べてみます。

今回のテーマは5つ。

(1)ワールドが過去最大規模の大なた 不採算店を閉鎖へ ブランドの撤退も
(2)ハーフハーフから1年 浅田真央選手が現役続行を正式表明
(3)大阪都構想賛否、地域差くっきり 幻の北区は一丸で賛成
(4)がんと闘ったアイドル丸山夏鈴さん死去
(5)「意識高い系」新入社員が3カ月で辞めるワケ

少し古いものもありますが、始めたいと思います。

(1)ワールドが過去最大規模の大なた 不採算店を閉鎖へ ブランドの撤退も

実はボク、京都でフリーターをしていた時、
アパレル系への就職を目指して、ワールドに応募し、
会心の面接の出来で、採用されたことがあるんです。
大阪梅田の阪急百貨店の若年女性向けブランドの裏方としてガムシャラに働いて、
結局は上司とのトラブルで、2ヶ月で「クビ」になったのですが・・・。
なので、どうしても気にはなってしまったのです。

ファストファッションに押されて、既存のアパレル業界は相当苦しそうですね。
UNITED ARROWSも、安売り方針になびいてしまったがために、
既存の「それなりの価格=質の良さ」を重視していた顧客が離れてしまったそうです。

ワールドの製品は、しっかりとしています。
ボクが勤めていた時代は、MADE IN JAPANものもたくさんあり、
スタイリッシュかつ時代に流されないデザインで、かつ機能的で結構丈夫でした。

この前、松江の一畑百貨店の「TAKEO KIKUCHI」でベルトを買いましたが、
待ち時間に商品を見ていても、相変わらずいいものを扱っているな、と思いました。
もちろん、中国製の安い価格帯もラインナップしていましたが、
国産もちゃんとあり、こだわりは昔と変わっていませんでした。
店員さんに思い切ってこの件を訊いてみたら、
「いまのところはまだその話はありません」と回答されたんですが、
最初に撤退を考えられてしまうのは、地方の店舗のような気がして、
せっかく来てくれたのに、なくなってしまいそうに思えてなりません。

バブル時代に、とまでは言いませんが、
かつての、ちょっとお高いけどモノがいいものを、という購入意欲が
多くの日本人客にも戻れば、アパレルだけでなく、もっと日本企業も安定すると思うんですよね。
なんでも「安ければ」じゃないんですよ。
日本人の目が肥えたのか、衰えたのか・・・どっちなんでしょうね。


(2)ハーフハーフから1年 浅田真央選手が現役続行を正式表明
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真央ちゃん、いえ、もう真央さんですね。
とても苦しんだうえでの決断だったと安易に想像できます。
キム・ヨナさんとの熾烈な争いの末の銀メダル。
周りの過剰な期待の重圧と、この前の五輪のショートの結果。
フリー演技後の大粒の涙を見て、「あぁ・・・辞めちゃうのかな・・・。」って思ってました。
安易に「続けて」なんて言えないな、って思いました。

普通に考えればまだまだ若いけれど、フィギュア界ではもうベテランの域です。
学生時代のように、簡単にトリプルアクセルが飛べるとは限りません。
ただ、それ以上の表現力を、歳を重ねるごとに、見事に彼女は身に付けました。

同じように、24歳でバンクーバー五輪に初出場した、鈴木明子さん。
「天才」と呼ばれたがためのプレッシャーから発症した拒食症・過食症を乗り越え、
激しいまでの情感と、滑ることのできる嬉しさを全身で表現する姿が、大好きでした。

「答えが前向きでよかった」
『「その(バンクーバーの)あとは1年1年・・・としか考えられなかった。
だからすぐに平昌(ピョンチャン)を目指してとは言えない」と、
自身の経験を踏まえて浅田を思いやっていた。』

素敵な先輩ですね。
ご自身も葛藤と闘ったからこそ、真央さんの決断が嬉しかったんでしょうね。

次の五輪がどうとはとても言えません。
もうトリプルアクセルは無理かも知れません。
でも、彼女は多分、挑戦し続けると思います。
それを、ボクたちは見守ること。応援し続けること。
それだけしか、きっとできませんし、していきましょうよ。


(3)大阪都構想賛否、地域差くっきり 幻の北区は一丸で賛成
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直前に同党の女性議員がオイタをしたせいで、
なんだか、市民の理解が不十分なままで、
ゴッチャゴチャのまま、終わっちゃいましたね。
でも、これが現在の大阪市の方々の決断。
何らかの動きは、確かにあったのだと思います。

ただ、橋下市長がいけません。
すぐに任期終了後政界引退を表明ですか。
潔いとも言えますが、
「あなたの思いはその程度か?」と思えてなりません。
はっきりモノは言うが、自分の思い通りにならなければ激昂し、とっとと手を引く。
市民にしっかりと理解してもらえるように、
じっくりと時間をかけてもう一度挑戦する、そんな気概はないんですかね。
もともと、じっくりと話すことのできない人なんでしょうね。
弁護士なら、そういうところ、絶対必須だと思うんですけど。
まぁ、大阪市民でない、ボクの一意見ですから、気にしないでください。


(4)がんと闘ったアイドル丸山夏鈴さん死去

正直、この方のことは、ニュースを見るまで知りませんでしたが、
この若さで亡くなるのは、あまりにも悲し過ぎます。

小学2年生の時に脳腫瘍が見つかり、闘病生活の中で、夢であったアイドルになったそうです。
夢を実現させた彼女はきっと、芯の強さがあり、
そしてとてもきれいな心を持っていたんでしょうね。
だからこそ、なぜ神様はこう残酷なことをするんでしょうか・・・。

がんは治る病気になりつつあるとは言われますが、
2人に1人がなるともあります。
若くして罹病すると、進行が早いのだそうです。
社会人になってからは健康診断があるから、見つけるチャンスはたくさんありますが、
子供たちの場合は、どう対処すれば、治すことができるのでしょうか・・・。

もちろん、日本の医療現場では、
できる限りのことはしっかりされているとは思います。
ただ、法制上の問題もあってか、
いつでも医療は、子供たちが後回しになっている気がします。

進行が早いから、生まれつきのものだから治療が困難なもの、
手術する体力がないからなど、いろいろな理由がありますが、
未来を背負うのは、ボクら中年以上ではなく、子供たちです。
難病指定が進む、治療薬の認可が早くなるなど、
子供たちに夢が持てる日本に、なって欲しいと、心から思います。


(5)「意識高い系」新入社員が3カ月で辞めるワケ

これはなかなか興味深かったです。

最近は、主に3パターンに分かれるそうです。
1.「基本の大切さ」を共有できない新人
2.「ガラスの優等生」
3.「自信満々プライド」タイプの新人

1.「基本の大切さ」を共有できない新人
大きい目標は漠然とあるが、足元の基本スキルがまったく追いついていないタイプ。
下積み仕事ではなく、いきなり華やかなわかりやすい仕事をしたがるが、
(当たり前だが)まだそれだけの力が追いついていない。
口癖は「何のためにやるんですか?」。
自分にとっての意義が、腑に落ちていないので、まるで動かない。

はいはい。こういうの、ありますよね。
ボクだって、「なんでこんなことしなくちゃいけないんだよ」って、たまには思いましたよ。
でも、それで辞めるってことはしませんでしたよ。
地道な努力があってこそ、大舞台に立てるんですよね。
それに会社も、l重要な仕事を新人にいきなり任せるなんて、できるわけないじゃないですか。

こういう人、足下がグラグラしっぱなしです。
とりあえず、まずは指示されたことを、頑張ってコツコツやりましょう。
そこで分かることも、後で分かるのかも知れませんが、きっとあります。
まずは1年後、3年後を見据えて、やってみましょうよ。

2.「ガラスの優等生」
明確にやりたいことはない。
そつなく、まじめに言われたことはやるのだが、そんな人が、突然、辞めてしまう。
学校の成績は優秀だったのだが、実は、失敗の経験がほとんどないので、
「失敗したくない」「レールから外れたくない」といった心理に陥り、焦る。
すぐに横との比較をしたがる。

・・・これ、まさにボクです。
もちろん、学生時代もフリーター時代も、いろいろと失敗はしたんですよ。
ただ、その失敗を社会で活かせる能力が、なかったんですね。
同期が一人もいなくて、年下の上司と仕事をすることが多かったので、
どうしても、比較はせざるを得ないんですもの。
社長にも「お前は他の人間の3倍は頑張らないと、追いつけないぞ」と言われてましたし。

一方で、東京勤務の時、
「失敗したっていい。オレが全部責任取るから、思い切っていけ!」と言われた時は、
本当に嬉しかったし、自分の思ってもいなかった才能が発揮できました。

なんでもこのタイプ、
「俺はこうやった」「私はこうやって克服した」的なアドバイスは、
より一層、本人の逃げ道を塞いでしまい、追い込まれてしまうそうです。
基本的に頭は冴えているはずですから、
上手い具合に乗せて、自分自身で解決方法を考えてもらうほうが、
本人のためのような気がします。

3.「自信満々プライド」タイプの新人
上司にも議論を挑んでくるタイプである。
一部の人は「意識高い系」というくくりでもいいかもしれない。
基本的には地頭はいいのだが、ともすると、上から目線だと思われがち。
実際に最初から少しエラそうに振る舞い、
「うちの部の○○先輩はちょっと視野が狭い」「この環境では学ぶことは少ない」など、
どこかで自分勝手な評価をしていることも往々にしてある。

ほぉ・・・SE時代に、こんないけすかないヤツ、入ってきましたよ。
ボクを一方的に無視して、面倒臭かったですけどね。

学生時代はトップクラスでも、イケイケの論破が得意であったとしても、
上司よりも学歴は高いかも知れませんけど、
社会人としては、全くのペーペーですよ。
そんな浅いところ、上司は簡単に見抜くに決まってますから。
そんな簡単に辞めちゃったら、どこに行っても通用しませんよ。
じゃ自分で会社を・・・まぁ、すぐ潰れますね。

まず、しっかりと上司の話を真摯に聞く。
理解できなかったら、とことん聞いてみる(これ、論破ではないです)。
会社の雰囲気、自分が発言できるかどうかを見極める能力、大切です。

最後にこう締めくくってありました。

「先輩方は、あなたが思っている以上に、あなたのことを考えている。
 3カ月でやめるのは、あまりにも早い。」

そうだよね。
でも、うつの時、ボク3ヶ月、4ヶ月で辞めちゃったな・・・
・・・あ、これ事情が違うか(^^;;
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