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(7)出雲の国の三十路男、お伊勢参りする(後) [(投稿終了)ゴールデンウィーク漫遊記’05]

月讀宮は内宮から約20~30分くらい離れた場所です。
ここには4つのお宮が並び、それぞれに神様が祀られており
他とはまた違う厳かさが漂っています。

左(画像手前)から
伊佐奈彌宮(いざなみのみや)、伊佐奈岐宮(いざなぎのみや)、
月讀宮(つきよみのみや)、月読荒御魂宮(つきよみのあらみたまのみや)。
ボクがお参りしたあとに若い男女3人が来て
そのうちの女性が、一番右の月読荒御魂宮にて平伏しておられました。
何か特別な思いがあったのでしょうか。
内宮までもう少し、あと少し・・・

※お参りの順序は、月讀宮→月読荒御魂宮→伊佐奈岐宮→伊佐奈彌宮が一般的だそうです。
 ボクは情報不足で、右から順にお参りしてしまいました。

内宮はお伊勢参りの終点だからでしょうか
人々の願いが成就した喜びを開放しろと言わんばかりの
大らかさ、賑やかさが周辺に満ち溢れています。
他のお宮とは全く違う空間。
その代表的なのが、門前町というべき「おかげ横丁」。

門前町といっても最近は大したことは・・・と思っていたら
GWのせいもあったのでしょうが、大賑わい。
あるお店で念願の「伊勢うどん」を注文しても
10分以上待つはめに。
これがその伊勢うどん。

「甘いタレのかかった独特なうどん」と
どっかのテレビ番組で言っていたと記憶してたんですけど
茶色いタレは見た目と違い意外とさっぱり味で甘みもそこまできつくありません。
うどんは特徴があり、デカいタピオカが麺になったような見た目と食感。
この麺とタレとが、結構合うもんで。
ちなみに、伊勢うどんを思いの外待ったおかげで
隣にあった屋外の見世物小屋のような場所で
「神恩太鼓」という大太鼓の演奏を観ることができました。
演者のキリリとした姿と迫力満点の演奏に魅入ってしまいました。
ホントにこの日は、いろいろ遅れてラッキー。

そして「おはらい町」。

ここはかの有名な「赤福」が全面バックアップしている通り。
おかげ横丁との交差点に、本店があります。

もう一つの念願の赤福は、内宮にお参りしてからね。

いよいよ内宮に到着です。
五十鈴川に架かる宇治橋を渡り、木々の茂る玉砂利道を先へ進み
御手洗場、滝祭宮(たきまつりのみや)、風日祈宮(かざひのみのみや)を参り
いよいよ内宮御正殿へ。

昔も現在も、皆がここを目指してお参りしていくのかと思うと
なんだか感慨深いものがあります。
ちなみにここまで書き忘れていましたが
伊勢神宮参拝のお作法は「2礼、2拍、1礼」です。
なお出雲大社は確か「2礼、4拍、1礼」なので参考までに。
荒祭宮(あらまつりのみや)でより積極的な人生になれるようお参りし
内宮敷地をひとまわりして、参拝を無事遂行。

おはらい町の内宮寄りにも赤福のお店があるので
そちらで心置きなく「赤福」をいただきました。

よく、大阪とかのお土産屋で買う「赤福」と本場の「赤福」は
水が違うから味が全然違う、と関西人から聞いてましたが
確かに違う! こしあんがさーっと口の中で溶けていくんです。
甘さもむしろあっさり。
出来立てだからなのもあるだろうけど
お土産でもらうのは、結構あんが甘みも舌触りも重くて苦手なんですけど
これは違うですよ。
密かに人気の「赤福氷(宇治金時の小豆代わりに赤福)」は
また次の機会にでも。

バスに乗って一気に伊勢市駅まで戻り
実は行きそびれた月見夜宮にも、遅ればせながらお参りを。

小さい外宮はまだまだあるはずですが
主だった宮はなんとか廻れたでしょうか。

三重の友達と出雲大社に行ったとき、彼は
「立派な建物だなー」と言ってくれました。
確かに、伊勢はどこもほぼ同じ形状のお宮なので
建物自体としては面白みはないのかも。
出雲大社の本殿のほうが建物としては立派でしょう。
でも、伊勢も立派じゃないですか。

伊勢のそれぞれのお宮のそれぞれが
森(山)の中にあるのには結構驚かされました。
ここの人々は、森そのものを神として祀っているのでしょう。
玉砂利を踏みしめて木々の間を進むと
胡散臭い意味ではなく、何かしらの「霊感」を感じるような厳粛な空間だと。
こんなこと言ったら、歳の割に、という感じでしょうけど
いいんです。ボクが満足してるから。
帰り道は、とても清々しく穏やかな気持ちになっていました。
八百万の神は、静かな土地でこそ、神々しさを保てるのかも知れません。

宇治山田駅へ戻り、ロッカーから荷物を出して
大学の同級生の待つ伊賀神戸駅へ向かう近鉄急行に乗り込みました。
今年のGWは、なかなか濃厚な日々が続きます。

※2005年は第62回式年遷宮の始まりの年です。
 今年から8年がかりで、遷御の儀まで様々な儀式が執り行なわれます。
 各宮の説明を含め詳細は、公式HPがありますのでそちらを参考に。
 また「おかげ参り300年」の年とのこと。
 「ええじゃないか!」と伊勢詣出ブームがあった最初の年から
 300年目だそうです。
 ボクは時間がなく断念しましたが
 余裕がある方は、近くの二見・志摩へも足を延ばされては。

(前編はこちら) (中編はこちら)


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