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(6)出雲の国の三十路男、お伊勢参りする(中) [(投稿終了)ゴールデンウィーク漫遊記’05]

お伊勢参りのスタート地点となる外宮。

ここから、内宮に向かって移動していくのが、正式なお詣りだとか。
伊勢神宮は、出雲大社と違い、外宮、内宮、別宮があちこちに分散しており
正式にはそれらを、外宮から終点の内宮まで巡っていくのです。
ただ、観光で、という方々は、内宮だけ行くってことも多いそうで。
ボクは観光・・・だけどもちろん1日かけてじっくり巡るのだ。

入り口から既に、出雲大社とは全然違う空気が漂っています。
それも多分、お宮が深い森の中に囲まれているような場所に
建っているからだと思います。
建物やその中だけでなく、森、山自体が神といった趣き。

午前かつカレンダー的に平日だったので、割と人はまばら。
ただ、観光客より報道関係っぽい人達がなんか多い・・・なんだろな?
外宮の正殿をお参りしてから、亀石を眺めていると
どうも辺りが騒がしくなってきました。
なんか皇室警備っぽい制服の人も多いし・・・。
実はこの日は、神事が行われる日だったようで
電池が切れてマゴマゴしてたおかげで、
偶然にも、それを拝見することができたのでした。

厳かな空気。時の流れがここは全く違うのです。
観るのは途中までにして、多賀宮、風宮、土宮にお参りし
華やかこの上ない勾玉池の公園を一周して
旅路を急ぎました。なにしろ1日で廻るのですから。

次に向かったのは倭姫宮。

この画像でも分かるように
全ての宮で、神殿の隣に空き地、そこに小さなお宮が建っています。
伊勢神宮では、20年毎に神殿を新しくして
神様にうつっていただくという「遷宮」という儀式が行われるのです。
なんでも昔は国からの資金援助があったそうですが
大分前に援助が打ち切られ
現在では一般の献金のみで行われているそうです。
ここまで大がかりな儀式を行うというのに
予備知識のなかったボクにとってはかなりビックリ。
人々にとっての神様の存在の大きさを、こんな形で思い知らされました。

現在ではお伊勢参り、歩く人なんてそんないないようです。
車、バイク、バスが一般的みたいですね。
外宮-倭姫宮も大概遠かったんだけど
倭姫宮-月読宮間を歩いたのはえらい大変でした・・・。
昼ごはん食べてなかったし。

(後編へ続く) (前編はこちら)


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